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米外為市場サマリー:日米金利差拡大で一時130円50銭台まで上昇

配信日時:2022/05/06 08:00 配信元:MINKABU
 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=130円20銭前後と前日に比べて1円10銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=137円25銭前後と同10銭強のユーロ高・円安だった。  米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が4日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で0.75%の利上げに消極的な姿勢を示したことでいったんは過度な金融引き締め観測が和らいだが、この日に米労働省が発表した1~3月の非農業部門労働生産性(速報値)が年率換算で前期比7.5%低下と市場予想(5.4%程度の低下)を大きく下回ったことや原油先物相場が上昇したことなどから米国のインフレ懸念が再び台頭した。米長期金利が2018年11月以来の水準に上昇するなか、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが活発化し、ドル円相場は130円56銭まで上伸する場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0542ドル前後と前日に比べて0.0080ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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