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午後:債券サマリー 先物は小反落、重要イベントを控え模様眺め
配信日時:2022/04/27 15:53
配信元:MINKABU
27日の債券市場で、先物中心限月6月限は小幅ながら3日ぶりに反落。リスク回避目的の買いは朝方で一巡し、その後は日米会合の結果を見極めたいとして模様眺めムードが強まった。
新型コロナウイルスの感染が広がる中国経済の先行き不透明感に加え、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが米景気を冷やすとの見方などから、26日の米市場がリスクオフ地合いとなった流れを引き継いだ。同日の米長期金利が低下したことが支援材料となったほか、日銀が前日に28日まで固定利回りで無制限に国債を買い入れる「指し値オペ」を実施すると発表したことも買い安心感につながり、債券先物は寄り付き直後に149円51銭まで上伸する場面があった。ただ、27~28日に開かれる日銀金融政策決定会合や、来週5月3~4日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて一方向には持ち高を傾けにくく、買い一巡後は伸び悩み。この日の時間外取引で米長期金利が2.77%台(26日は2.72%程度)に上昇したことも国内債の重荷となり、午後は弱含みで推移した。なお、きょう実施された2年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が8厘と前回(3月31日)の7厘からやや拡大し、応札倍率は4.34倍と前回の5.43倍を下回った。
先物6月限の終値は前日比1銭安の149円31銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.240%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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