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午後:債券サマリー 先物は続伸、米債券高が買い手掛かり

配信日時:2022/04/26 15:40 配信元:MINKABU
 26日の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸。前日の米債券高を手掛かりとした買いが先行したものの、27~28日の日銀金融政策決定会合を控えて上値は限定的だった。  債券先物は午前に一時149円42銭まで上昇した。新型コロナウイルスの感染が広がる中国の景気が減速するとの懸念などを背景に、25日の米長期債相場が続伸(金利は低下)した流れが東京市場に波及。日銀が21日から26日まで固定利回りで無制限に国債を買い入れる「指し値オペ」を実施していることも買い安心感につながった。ただ、日銀会合を前に一方向には持ち高を傾けにくく、買い一巡後は日経平均株価の上昇が重荷となるかたちで伸び悩み。また、一部で増額の思惑が出ていた定例オペの買い入れ額が前回と同じだったことが売りを誘った面もあった。とはいえ、前日の終値を下回る水準では押し目買いが入り、引けにかけては再び強含む動きとなった。なお、日銀オペの結果は「残存期間3年超5年以下」の応札倍率が1.80倍(前回は2.32倍)、「同5年超10年以下」は2.71倍(同2.40倍)、「同25年超」は5.20倍(同4.73倍)だった。  先物6月限の終値は前日比5銭高の149円32銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べ横ばいの0.245%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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