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午後:債券サマリー 先物は反発、リスクオフ地合いで買い優勢

配信日時:2022/04/25 15:30 配信元:MINKABU
 25日の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。日経平均株価が続落するなどリスクオフ地合いとなったことで、安全資産とされる債券は買いが優勢だった。  米連邦準備理事会(FRB)が積極的に金融引き締めを進めるとの観測を背景に、足もとで米景気への悪影響を懸念する見方が出始めている。前週末の米市場ではNYダウをはじめ主要株価指数が大幅安となり、この流れが東京株式市場に波及。日米株安が債券相場の押し上げ材料となったほか、日銀の黒田総裁が22日に行われた米コロンビア大学主催の講演で「今後も金融緩和を継続する必要がある」との考えを改めて示したことも買い手掛かりとなった。27~28日に日銀金融政策決定会合が開かれるとあって上値に対する慎重さも感じられたが、この日の時間外取引で米長期金利が2.84%台(22日は2.90%前後)に低下する場面では国内債に買いが流入し、債券先物は午後に一時149円32銭まで上伸した。  先物6月限の終値は前週末比18銭高の149円27銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べ横ばいの0.245%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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