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米外為市場サマリー:一時129円11銭まで上昇したあとは伸び悩む

配信日時:2022/04/25 08:06 配信元:MINKABU
 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=128円50銭前後と前日に比べて10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=138円79銭前後と同30銭強のユーロ安・円高だった。  米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が21日に「(5月に予定する次回会合で)通常の倍の0.5%の利上げを検討する」と発言したことなどを背景に、米長期金利が2.9%台で高止まりするなかドル円相場は堅調にスタート。日銀の黒田総裁が米コロンビア大学での講演で「今後も金融緩和を継続する必要がある」との考えを改めて示したことが伝えられると、日米金融政策の方向性の違いから日米金利差が拡大するとの見方が強まり、一時129円11銭まで上伸した。ただ、NYダウをはじめ米主要株価指数が大幅安となったことから安全通貨とされる円を買う動きもあり、ドルは買い一巡後に伸び悩んだ。一方、ユーロが対ドルや対円で軟調で、この日に発表されたユーロ圏4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が55.3と前月から1.2ポイント低下したことが影響した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0790ドル前後と前日に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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