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外為サマリー:協調介入への警戒感から1ドル127円90銭台に軟化

配信日時:2022/04/22 15:26 配信元:MINKABU
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=127円91銭前後と前日の午後5時時点に比べて10銭程度のドル安・円高となっている。  米長期金利の上昇を手掛かりに、21日のニューヨーク市場でドル買い・円売りが優勢だった流れを引き継ぐかたちでスタートした。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が同日に開かれた国際通貨基金(IMF)主催の討議で「(5月に予定する次回会合で)通常の倍の0.5%の利上げを検討する」と発言したことなどから日米金融政策の方向性の違いが意識されやすく、午前10時50分過ぎには128円69銭まで上伸する場面があった。ただ、週末を前に積極的には上値を追いにくく、前日の高値(128円70銭)を上抜くことはできなかった。その後、一部で「21日に米ワシントンで行われた日米財務相会談で、協調介入についての議論があった」と報じられたことをきっかけにドル売り・円買いが活発化し、127円90銭近辺まで軟化した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0846ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0080ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=138円73銭前後と同1円10銭強のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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