みんかぶニュース 為替・FX

外為サマリー:1ドル124円割れ、日経平均の上げ幅縮小や米金利低下で上値が重い

配信日時:2022/04/08 10:09 配信元:MINKABU
 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=123円81銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて5銭前後のドル高・円安となっている。  7日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=123円95銭近辺と、前日と比べて15銭前後のドル高・円安で取引を終えた。欧州市場では、ユーロドルの弱含みを背景にした対ユーロでのドル買いの動きが他の通貨ペアへも波及し、ドル円は123円台半ばから後半へ強含みの展開となった。ニューヨーク市場に入ると、朝方に発表された前週分の米新規失業保険申請件数の好結果を受けて、この日の高値となる124円00銭付近まで上昇。ただ、124円ちょうど近辺で戻り売り圧力が強まったため、中盤は123円70銭台まで軟化した。終盤にかけては123円90銭台まで持ち直したものの、上値の重さが意識された。  東京市場のドル円は123円78銭付近まで一時下落し、上値の重さがみられている。オセアニア市場では124円10銭近辺に観測されていた大口のストップ・ロス(損切り注文)を巻き込んで124円23銭付近まで強含む場面がみられたものの、日経平均株価の上げ幅縮小や時間外取引での米国債利回りの低下を背景に、東京勢参入後は124円を割り込んでいる。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0867ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0030ドル前後のユーロ安・ドル高、対円では1ユーロ=134円49銭付近と同40銭前後のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ