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午後:債券サマリー 先物は横ばい、朝方の買い一巡後は伸び悩む

配信日時:2022/04/01 15:43 配信元:MINKABU
 1日の債券市場で、先物中心限月6月限は横ばい。寄り付き直後には150円14銭まで上伸する場面があったものの、買い一巡後は伸び悩む動きとなった。  日銀が前日夕に公表した「長期国債買い入れの四半期(4~6月)計画」を材料視した買いが先行した。「残存期間1年超3年以下」の1回当たりの買い入れ額を4750億円(1~3月は4500億円)、「同3年超5年以下」は4750億円(同4500億円)、「同5年超10年以下」は5000億円(同4250億円)にそれぞれ引き上げたほか、「同10年超25年以下」の購入額は1250億円を月2回(同1500億円を月1回)としたことで需給の引き締まりが意識された。ただ、3月30日に実施された国債買いオペで増額と対象年限の追加があったことから、4~6月計画での増額を予想していた向きも少なくなく、朝方の買いが一巡したあとは上値が重くなった。今晩に米3月雇用統計の発表を控えるなか、時間外取引で米長期金利が上昇したことも影響し、結局値を消して取引を終えた。  先物6月限の終値は前日に比べ横ばいの149円70銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.215%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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