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外為サマリー:1ドル122円20銭付近まで上昇、米国債の利回り上昇でドル買い

配信日時:2022/04/01 10:10 配信元:MINKABU
 4月1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=122円14銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて50銭前後のドル高・円安となっている。  3月31日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=121円70銭近辺と、前日と比べて15銭弱のドル安・円高で取引を終えた。欧州市場では、ロシアのプーチン大統領がウクライナとの停戦や首脳会談に「機は熟していない」と発言したと伝えられたことで、リスク回避の円高の動きが広がった。これに加えて、月末要因のドル売りが対主要通貨でみられ、ロンドンフィックスの直後にはこの日の安値となる121円28銭付近まで下落。その後は買い戻しが優勢となり、ニューヨーク市場終盤にかけては121円台後半までじり高となった。  東京市場のドル円は堅調な地合いとなっており、122円20銭付近まで強含む場面がみられている。時間外取引の米10年債利回りが2.38%台に乗せてきており、これを受けたドル買いの動きが対主要通貨に広がっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1066ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0085ドル前後のユーロ安・ドル高、対円では1ユーロ=135円19銭付近と同45銭前後のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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