注目トピックス 日本株

新興市場銘柄ダイジェスト:岡藤日産HDは大幅に続伸、フォースタが一時ストップ安

配信日時:2022/02/08 15:14 配信元:FISCO
<7089> フォースタ 2736 -679
一時ストップ安。22年3月期の営業利益を従来予想の4.50億円から6.00億円(前期実績は非開示)に上方修正している。人件費が予定より縮減する見込みとなったため。また、タレントエージェンシーサービスやオープンイノベーションサービスでの営業活動が奏功し、受注高が計画を上回る見通し。第3四半期累計(21年4-12月)は4.47億円で着地した。ただ、第2四半期累計の実績(3.17億円)に比べて順当な伸びにとどまっており、材料出尽くし感が広がっているようだ。

<6957> 芝浦電子 6660 +230
大幅に反発。22年3月期の営業利益を従来予想の50.00億円から55.00億円(前期実績31.36億円)に上方修正している。半導体不足による生産活動の一時的な調整の影響が残る可能性や原材料価格の上昇などを勘案した結果、前回予想を上回る見込みになったとしている。第3四半期累計(21年4-12月)は主力のホームアプライアンスを中心に好調に推移し、前年同期比137.0%増の43.72億円で着地した。

<2406> アルテHD 570 +80
ストップ高。筆頭株主で創業会長の吉原直樹氏や代表取締役社長の吉村栄義氏らが設立したジェネシス(横浜市)が経営陣による買収(MBO)の一環として株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表している。買付価格は1株につき685円(7日終値は490円)、買付期間は8日から3月24日まで。非公開化で長期的な企業価値の向上を図る狙いで、アルテ サロン ホールディングス株は上場廃止となる予定。

<2195> アミタHD 3175 +140
大幅に反発。21年12月期の営業利益を従来予想の1.50億円から5.60億円(前期実績2.89億円)に上方修正している。新型コロナウイルスの影響が限定的だったほか、企業経営の持続性を高める新サービス「Cyano Project」の本格展開や有価物取引の増加などが寄与した。併せて従来未定としていた期末配当予想を30.00円(前期末実績は無配)に増額修正した。年間配当も同額となる。業績の大幅修正に加え、13年12月期以来となる復配も好感されているようだ。

<8705> 岡藤日産HD 136 +14
大幅に続伸。従来未定としていた22年3月期の期末配当予想を5.00円(前期末実績3.00円)と発表している。経営統合から1年が経過したことに加え、グループの事業再編が一段落したことから特別配当として2.00円を加えた。年間配当も同額となる。また、株主優待制度を拡充し、新たに500株以上1000株未満保有の株主に対してクオカード1000円分を贈呈する。22年3月末から実施。1000株以上保有の株主には従来通りクオカード2000円分を贈呈する。

<2934> Jフロンティア 1990 +81
大幅に反発。オンライン診療/服薬指導ツール「SOKUYAKU」を利用した処方薬の配送に合わせて提携先の調剤薬局やドラッグストアが販売する商品を同時に購入・受け取りできる「ついで買いサービス」を開始すると発表している。クスリのアオキホールディングス<3549>がSOKUYAKUと同サービスを導入する。オンライン服薬指導を受診した患者は、自宅にいながら処方薬に加えて日用品などの商品を「ついで買い」することが可能になる。 <ST>

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