本日の注目個別銘柄
日本M&A、インソース、ピーシーエーなど
配信日時:2022/01/25 15:31
配信元:FISCO
<7970> 信越ポリマ 1018 -50大幅反落。東海東京証券は投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も1170円から1100円に引き下げた。概ねTOPIXに連動した株価推移となっていることで、バリュエーションを半導体関連銘柄からTOPIX平均に変更。23年3月期営業利益は94億円で前期比3.3%増にとどまると予想、事業環境の不透明感に加えて、原材料価格高騰や固定費増加などを織り込んだとしている。
<9843> ニトリHD 16835 -460大幅反落。前日に1月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比2.5%増と9カ月ぶりにプラス転換。客数が同0.9%減少した一方、客単価が同3.5%上昇した。TVCM効果や「生活応援値下」および「生活応援キャンペーン」の実施によって、家具や寝具・寝装品などの売上が好調に推移。ただ、コロナ前の一昨年同月比では0.9%減、前月同7%増からはマイナスに転じた。キャンペーン終了後の失速などもマイナス視。
<4755> 楽天グループ 990 -80大幅続落。一時約1年ぶりの1000円割れとなった。楽天証券がポイント戦略を転換するとの報道が弱材料視されているもよう。4月から投信への付与条件を厳しくするようだ。ポイントは若年層に積み立て投資など長期資産運用を促し、同社を投信販売で業界首位に押し上げる原動力となってきたが、ポイント付与などに伴う販促費用が膨らんできているもよう。目先の顧客流出などが警戒される形にも。
<3182> オイシックス 2277 -251急落。1月18日に移転を行った物流センターにおいて、配送トラブルが発生した発表。
物流センターから出荷を予定している「ISETAN DOOR」、「dミールキット」の常温・冷蔵商品について不安定な状態が続いており、引き続き欠品、遅延、配送見送りが継続している。大規模な移転作業の工程において、在庫移動を含む荷受け業務および後続する庫内作業において遅延が発生し、その影響が多くの工程に波及したもよう。
<2127> 日本M&A 1850 -257急落。28日に予定していた第3四半期の決算発表を2月14日に延期すると発表。日本M&Aセンターが手掛けたM&A仲介の売上高の計上時期に不適切な事例が見つかり調査しているが、想定以上に時間がかかっているとしている。本来計上すべき四半期より前の四半期に計上する「期ずれ」などの影響が見込まれるとしているが、不適切会計問題に神経質な地合いとなっているため、警戒感がより強まる形のようだ。
<6200> インソース 1857 -246急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は7.8億円で前年同期比20.0%増益となり、上半期計画12.3億円、同2.2%減に対して順調な推移になっている。主力の講師派遣型事業を中心に全事業で売上が拡大、四半期売上、営業利益とも過去最高を達成している。ただ、バリュエーションが割高な状況下、グロース株売りの流れを覆すまでの決算内容ではないとの見方も。決算通過で売り安心感が強まる状況にも。
<9629> ピーシーエー 1517 -192急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業益は25.6億円で前年同期比68.2%増となり、通期予想25.9億円に対する進捗率は99.1%に。また、期末配当金は従来予想の12円から、記念配当金11円も加えて24円にするとも公表。前期は1:3の株式分割前で34円であった。ただ、業績上振れ期待はすでに織り込み済みで、全体の地合い悪化も加わり出尽くし感が優勢に。
<4025> 多木化学 5670 +260大幅続伸。前日にバカマツタケの事業化についての経過報告を発表。昨年5月に増設した研究栽培設備における量産スケールでの生産安定性、生産コストなど課題解決のための検討をおこなった結果、商業生産を可能とする栽培方法を概ね確立したという。
今後、22年度内の試験販売と商業生産設備の着工を目指して取り組んでいくと。バカマツタケは、マツタケ近縁種のきのこで、香り、味はマツタケ以上とも言われている。
<7838> 共立印刷 149 +12大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表、22年3月期営業利益は従来の12億円から14億円、前期比91.8%増にまで引き上げ。事業構造改革によるコスト削減やデジタルコミック事業の拡充、生分解性プラスチックフィルムの製造効率向上などで、収益性が想定以上に高まっているもよう。上半期実績から上振れ期待はあったとみられるが、株価が安値水準で推移していたことから、ストレートにポジティブな反応へ。
<6208> 石川製 1463 -51大幅反落。ウクライナ情勢の緊迫化を映した地政学リスクが高まるなか、防衛関連材料株の中心銘柄として物色が向かっているもよう。ロシアによる軍事行動の脅威が高まっているだけに、細谷火工<4274>や重松製<7980>などにも買いが波及する形に。ただ、石川製は、きょうで4連騰しているだけに、急ピッチの上昇に対する警戒感も出始め、全般安に引きづられる格好で利食い売りが次第に増加する形になったようだ。
<ST>
<9843> ニトリHD 16835 -460大幅反落。前日に1月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比2.5%増と9カ月ぶりにプラス転換。客数が同0.9%減少した一方、客単価が同3.5%上昇した。TVCM効果や「生活応援値下」および「生活応援キャンペーン」の実施によって、家具や寝具・寝装品などの売上が好調に推移。ただ、コロナ前の一昨年同月比では0.9%減、前月同7%増からはマイナスに転じた。キャンペーン終了後の失速などもマイナス視。
<4755> 楽天グループ 990 -80大幅続落。一時約1年ぶりの1000円割れとなった。楽天証券がポイント戦略を転換するとの報道が弱材料視されているもよう。4月から投信への付与条件を厳しくするようだ。ポイントは若年層に積み立て投資など長期資産運用を促し、同社を投信販売で業界首位に押し上げる原動力となってきたが、ポイント付与などに伴う販促費用が膨らんできているもよう。目先の顧客流出などが警戒される形にも。
<3182> オイシックス 2277 -251急落。1月18日に移転を行った物流センターにおいて、配送トラブルが発生した発表。
物流センターから出荷を予定している「ISETAN DOOR」、「dミールキット」の常温・冷蔵商品について不安定な状態が続いており、引き続き欠品、遅延、配送見送りが継続している。大規模な移転作業の工程において、在庫移動を含む荷受け業務および後続する庫内作業において遅延が発生し、その影響が多くの工程に波及したもよう。
<2127> 日本M&A 1850 -257急落。28日に予定していた第3四半期の決算発表を2月14日に延期すると発表。日本M&Aセンターが手掛けたM&A仲介の売上高の計上時期に不適切な事例が見つかり調査しているが、想定以上に時間がかかっているとしている。本来計上すべき四半期より前の四半期に計上する「期ずれ」などの影響が見込まれるとしているが、不適切会計問題に神経質な地合いとなっているため、警戒感がより強まる形のようだ。
<6200> インソース 1857 -246急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は7.8億円で前年同期比20.0%増益となり、上半期計画12.3億円、同2.2%減に対して順調な推移になっている。主力の講師派遣型事業を中心に全事業で売上が拡大、四半期売上、営業利益とも過去最高を達成している。ただ、バリュエーションが割高な状況下、グロース株売りの流れを覆すまでの決算内容ではないとの見方も。決算通過で売り安心感が強まる状況にも。
<9629> ピーシーエー 1517 -192急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業益は25.6億円で前年同期比68.2%増となり、通期予想25.9億円に対する進捗率は99.1%に。また、期末配当金は従来予想の12円から、記念配当金11円も加えて24円にするとも公表。前期は1:3の株式分割前で34円であった。ただ、業績上振れ期待はすでに織り込み済みで、全体の地合い悪化も加わり出尽くし感が優勢に。
<4025> 多木化学 5670 +260大幅続伸。前日にバカマツタケの事業化についての経過報告を発表。昨年5月に増設した研究栽培設備における量産スケールでの生産安定性、生産コストなど課題解決のための検討をおこなった結果、商業生産を可能とする栽培方法を概ね確立したという。
今後、22年度内の試験販売と商業生産設備の着工を目指して取り組んでいくと。バカマツタケは、マツタケ近縁種のきのこで、香り、味はマツタケ以上とも言われている。
<7838> 共立印刷 149 +12大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表、22年3月期営業利益は従来の12億円から14億円、前期比91.8%増にまで引き上げ。事業構造改革によるコスト削減やデジタルコミック事業の拡充、生分解性プラスチックフィルムの製造効率向上などで、収益性が想定以上に高まっているもよう。上半期実績から上振れ期待はあったとみられるが、株価が安値水準で推移していたことから、ストレートにポジティブな反応へ。
<6208> 石川製 1463 -51大幅反落。ウクライナ情勢の緊迫化を映した地政学リスクが高まるなか、防衛関連材料株の中心銘柄として物色が向かっているもよう。ロシアによる軍事行動の脅威が高まっているだけに、細谷火工<4274>や重松製<7980>などにも買いが波及する形に。ただ、石川製は、きょうで4連騰しているだけに、急ピッチの上昇に対する警戒感も出始め、全般安に引きづられる格好で利食い売りが次第に増加する形になったようだ。
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