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外為サマリー:1ドル114円10銭付近まで一時上昇も上値重い、米国債利回りは上昇一服

配信日時:2022/01/25 10:10 配信元:MINKABU
 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=114円01銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて25銭前後のドル高・円安となっている。  24日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=113円95銭近辺と、前週末と比べて30銭前後のドル高・円安で取引を終えた。欧州市場序盤にこの日の安値となる113円47銭付近まで弱含んだ後は、海外市場を通じて113円台後半での上下動が続いた。ニューヨーク市場の序盤は米国の利上げ期待やウクライナ情勢の悪化懸念による「有事のドル」を背景にドル買いが強まり、114円00銭付近まで強含んだものの、NYダウが一時1100ドル超の急落となる中で、中盤は113円60銭台まで軟化した。終盤はNYダウが下げ渋りからプラス圏へ切り返したことを支援材料に114円台を目指す展開となった。  東京市場のドル円は114円00銭前後で推移。オセアニア市場では前日ニューヨーク市場終盤の流れを引き継いで114円10銭付近まで強含んだものの、時間外取引の米国債利回りが上昇一服となっていることから、ドル円は上値の重さがみられている。きょうは5・10日(ゴトウビ)であるものの、これによる実需のドル買いの動きは限定的となった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1321ドル付近と前日の午後5時時点とほぼ同水準、対円では1ユーロ=129円04銭付近と同25銭前後のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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