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午後:債券サマリー 先物は小反落、重要イベント控え模様眺め

配信日時:2022/01/24 15:20 配信元:MINKABU
 24日の債券市場で、先物中心限月3月限は小反落。前週末の米債券高(金利は低下)を受けた買いは朝方で一巡し、その後は重要イベントを控えて模様眺めムードが広がった。  米連邦準備理事会(FRB)による金融政策の早期引き締め観測を背景とした米景気の減速懸念がくすぶるなか、21日の米市場は主要株価指数が下落するなど投資家のリスク回避姿勢が継続。一方で相対的に安全資産とされる米国債が買われ、この流れが東京市場に波及するかたちで債券先物は堅調にスタートした。ただ、25~26日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的には動きにくく、その後は持ち高調整の売りに押されて軟化。FRBによる今後の利上げペースや量的金融引き締めの方針に市場の関心が集まるなか、この日の時間外取引で米長期金利が上昇したことが国内債の重荷となった面もあった。なお、あす25日は財務省が40年債入札を実施する予定となっている。  先物3月限の終値は前週末比4銭安の150円93銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.005%上昇の0.135%だった。 出所:MINKABU PRESS

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