注目トピックス 市況・概況
NY金:反発で1802.20ドル、ユーロ高を意識した買いが入る
配信日時:2021/12/23 07:35
配信元:FISCO
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注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:GDP速報値、鉱工業生産、米ニューヨーク連銀製造業景気指数など
<国内>08:50 GDP速報値(4-6月) 2.7% -0.5%08:50 GDP民間企業設備(4-6月) 0.9% -0.7%08:50 GDP民間消費支出(4-6月) 1.3% 0.1%08:50 GDPデフレーター(4-6月) -0.8% -0.5%10:00 営業毎旬報告(8月10日現在、日本銀行)13:30 鉱工業生産(6月) 8.9%13:30 設備稼働率(6月) -9.2%<海外>10:30 中・新築住宅価格(7月) -0.1% -0.1%11:00 中・鉱工業生産指数(7月) 4.5% 3.9%11:00 中・小売売上高(7月) 5.0% 3.1%11:00 中・調査失業率(7月) 5.5% 5.5%11:00 中・不動産投資(7月) -5.6% -5.4%11:00 中・固定資産投資(都市部)(7月) 6.3% 6.1%20:25 ブ・週次景気動向調査21:00 ブ・経済活動(6月) 0.10% -0.11%21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(8月) 5.0 11.123:00 米・NAHB住宅市場指数(8月) 55 5527:00 ブ・貿易収支(先週) 12.36億ドル29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(6月) 1553億ドル印・貿易収支(15日までに) -310.0億ドル -261.8億ドル韓・株式市場は祝日のため休場(光復節)注:数値は市場コンセンサス、前回数値
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2022/08/15 06:30
注目トピックス 市況・概況
12日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は上昇、消費者信頼感指数の改善を好感
■NY株式:米国株式市場は上昇、消費者信頼感指数の改善を好感ダウ平均は424.38ドル高の33,761.05ドル、ナスダックは267.28ポイント高の13,047.19で取引を終了した。インフレ減速を期待した買いから寄り付き後上昇。8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値も予想以上に改善し、経済への悲観的見方が後退したため終日堅調に推移した。長期金利の低下でハイテクも買われ、相場を後押し。インフレ抑制法案の成立期待も相場を支援し、引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇。携帯端末のアップル(AAPL)は部品供給会社に対し、22年のiPhone生産台数を少なくとも21年と同水準に見込むよう要請したと報じられ、買われた。在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は、抜本的な経営改善策として、一部の小売店閉鎖や雇用削減、一部製品の値上げを発表して上昇。オンライン医療サービスを提供するテラドック・ヘルス(TDOC)はアナリストの投資判断引き上げを受けて買われた。遺伝子分析の統合システム開発・販売を手掛けるイルミナ(ILMN)は第2四半期決算や見通しが予想を下回り下落。中国石油化工(SHI)や中国石油天然ガス(SNP)など中国の国有企業5社は当局の規制強化を受け、上場廃止を発表し下落した。リッチモンド連銀のバーキン総裁はインタビューで、物価指標の改善を歓迎も連邦準備制度理事会(FRB)の物価目標2%を達成するまで利上げが必要との考えを示した。同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権はもたない。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米8月ミシガン大消費者信頼感指数の改善を好感してドル買い優勢12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円87銭付近まで上昇後、133円44銭まで反落し、133円50銭で引けた。米8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が7月51.5から予想以上に上昇し、5月来で最高となったほか、同指数の5-10年期待インフレ率速報値が予想外に7月から上昇したため米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げを織り込むドル買いが再燃した。ユーロ・ドルは1.0291ドルから1.0238ドルまで下落し、1.0256ドルで引けた。欧米金利差拡大観測に伴うユーロ売りが再燃。ユーロ・円は137円63銭から136円87銭まで下落。ポンド・ドルは1.2149ドルから1.2100ドルまで下落。ドル・スイスは0.9409フランまで下落後、0.9450フランまで上昇した。■NY原油:反落、需要増加を期待した買いは一巡NYMEX原油9月限終値:92.09 ↓2.2512日のNY原油先物9月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-2.25ドル(-2.38%)の92.09ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは91.16ドル-94.81ドル。ロンドン市場で94.81ドルまで買われたが、需要増加を期待した買いは一巡し、ニューヨーク市場の中盤にかけて91.16ドルまで下げる場面があった。ただ、長期金利の低下や株高を好感した買いが観測されており、通常取引終了後の時間外取引では92ドルを挟んだ水準で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 36.30ドル +0.39ドル(+1.09%)モルガン・スタンレー(MS) 91.66ドル +1.46ドル(+1.62%)ゴールドマン・サックス(GS)353.82ドル +2.14ドル(+0.61%)インテル(INTC) 36.11ドル +0.52ドル(+1.46%)アップル(AAPL) 172.10ドル +3.61ドル(+2.14%)アルファベット(GOOG) 122.65ドル +2.83ドル(+2.36%)メタ(META) 180.50ドル +3.01ドル(+1.70%)キャタピラー(CAT) 196.84ドル +2.84ドル(+1.46%)アルコア(AA) 52.76ドル -0.51ドル(-0.96%)ウォルマート(WMT) 132.22ドル +2.40ドル(+1.85%)
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2022/08/15 06:21
注目トピックス 市況・概況
個人投資家・有限亭玉介:今夏はWeb3とGameFi関連に資金殺到か?監視中の銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2022年8月8日14時に執筆株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。米長期金利の頭打ち感を、「待ってました!」と言わんばかりにグロース株が買われ始めました。決算シーズンと重なって日本株が見違えるように息を吹き返しております。まさにサマーラリーと呼ぶにふさわしい相場でしょう。米国市場でも7月のダウ平均は6.7%上昇し、ナスダック総合株価指数は月間上昇率12.3%という水準で推移しました。この数字を見てもわかる通り、ハイテク株やグロース株を多く有するナスダックの上昇率が著しいです。さらに日本企業に至っては円安が上乗せされるわけですから、為替差益で予想より上振れした企業も散見されます。投資家心理は以前に比べると改善している一方で、この好相場がいつ終わるのか探りを入れているようにも感じますねぇ。為替も円高に振れ始め、台湾に関わる米中の地政学リスクや欧州のウクライナ情勢が解決したわけでもありません。米国のGDP成長率を見るに先行きが明るいとは言い切れず、中国経済の成長鈍化も気になりますな。足元では好調なグロース株ですが、リスク回避はしておきたいですねぇ。そうなると、現実世界の影響を受けにくいテーマとしても、Web3.0やGameFi関連が気になってしまいますなぁ。というわけで、今回は改めて日本のお家芸であるゲーム株関連をチェックして参りますよ。成長拡大が続く業界ですので、サマーラリー後も物色があるか。8月2日の決算発表後に動意したIMAGICA GROUP<6879>は、直近で年初来高値を更新しました。ハイスピードカメラの受注が堅調な他、音楽ライブメタバースアプリをプロデュースするなど映像にまつわる幅広い事業を展開しております。アウトソーシングビジネス大手であるトランス・コスモス<9715>も下値を切り上げると年初来高値を更新しました。2007年に同社は、フロム・ソフトウェアと産経新聞の3社でメタバース事業の新会社を設立しており、かなり早期にメタバースに可能性を見出していたようですな。バーチャルオフィスツール「oVice(オヴィス)」の動向もチェックです。ライブ配信コミュニケーションプラットフォーム「ツイキャス」の企画、開発、運営を手掛けるモイ<5031>は、底値圏から切り返しております。業績は振るわないものの、Vチューバー専用プログラムなど話題性は豊富です。オンラインクレーンゲーム「トレバ」を主力とするサイバーステップ<3810>は、7月15日の決算は軟調ながら、悪材料出尽くしでじわじわと切り上げている模様。海外での人気も根強く、75日線を下値にどこまで切り上げるか監視中。コミック配信サービス「まんが王国」運営するビーグリー<3981>はゲーム事業にも注力しているようですねぇ。7月27日の上方修正後に窓を開け急動意したチャートは、まだ高値圏で推移しておりますよ。同社の事業内容は、NFT(非代替性トークン) などの相性も良さそうですなぁ。最後は7月にフリフユニバースの登録者が100万人を突破したと発表後に動意したガーラ<4777>です。同タイトルは今後NFTゲームやブロックチェーンゲームとしてのサービス提供を予定しているとの事。4月30日の当記事でご紹介後、瞬く間に急動意した同社を今後もチェックし続けていきたいですな。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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2022/08/14 10:00
注目トピックス 市況・概況
利上げ競争は一服か【フィスコ・コラム】
米消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化したことを受け、コロナ禍後のインフレ抑止に向けた世界的な利上げ競争は一服しつつあります。ただ、当面、物価の高止まりが予想されるなか、主要国がスタグフレーション入りを回避できるかが次のテーマになりそうです。8月10日に発表された米7月消費者物価指数(CPI)総合は前年比+8.5%と、前回6月の+9.1%と市場予想の+8.7%を下回りました。インフレ高進が収束したと判断するのは早計ですが、総合指数は2カ月前の+8.6%よりも弱い内容のためピークアウトした可能性はあります。市場では早くも次回連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅は0.75ptから0.50ptに縮小されるとの思惑が広がり始めました。ただ、次回FOMCの開催は9月20-21日で政策決定までに1カ月超もあり、その間に7月小売売上高(17日)や7月コアPCEデフレーター(26日)など注目度の高い指標が多く発表されます。結局、9月に入り発表される8月ISM製造業景況指数(9月1日)、8月雇用統計(同2日)、そして8月CPI(同13日)をみて総合的に判断されます。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が強調しているように、データを見極める展開が続きます。仮にインフレがピークアウトしても、物価の高止まりは続くとみられます。サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は英紙とのインタビューで、インフレとの戦いで勝利宣言するのは時期尚早と指摘。実際、7月CPIのコア指数は前年比+5.9%と、市場予想の+6.1%を下回ったものの、前回6月から横ばいでした。FRBは利上げ幅を拡大しないかもしれませんが、金融引き締め姿勢に変化はないでしょう。とはいえ、主要中銀による利上げ競争は今後収束する見通しです。英中銀は昨年12月から6会合連続で政策金利を引き上げ、しかも8月4日の金融政策委員会(MPC)では利上げ幅0.50ptと30年ぶりの大幅利上げに踏み切りました。ただ、エネルギー価格の高騰でインフレを抑止できないだけでなく、景気後退懸念も強まっています。英中銀は秋以降にリセッション入りの観測を示し、来年は利下げの必要性が指摘されています。国際通貨基金(IMF)は先月まとめた世界経済見通しで、欧米と中国の失速により「世界的な景気後退の瀬戸際」との見解を示し、2022年の成長率を4月時点の+3.6%から+3.2%に引き下げました。FRBが今後タカ派色を弱めれば、他の主要中銀もそれに追随するとみられます。各国政府・中銀はインフレを抑制しながら景気回復をより重点化する高度な政策運営が必要になり、ここから先は胸突き八丁と言えそうです。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。
<YN>
2022/08/14 09:00
注目トピックス 市況・概況
来週の相場で注目すべき3つのポイント:米FOMC議事録、米中小売売上高、米ウォルマート決算
■株式相場見通し予想レンジ:上限28900円-下限28000円来週の東京株式市場はもみ合いか。4-6月期決算が一巡し、材料不足となる一方、需給面から底堅い推移が続きそうだ。米国の重要インフレ指標の減速を受けてインフレピークアウト期待が高まり、7月半ばからのリバウンド相場が長期化している。市場関係者の多くは、足元の株式市場の上昇はベアマーケットラリー(弱気相場の中の一時的な上昇)に過ぎないと見ている。ただ、機関投資家の多くが夏休みに入るなか、市場参加者が限られ、相対的に個人投資家や短期売買のみを目的とした投資家の動きに左右されやすい地合いが続く。このため、相場に乗り遅れることを嫌った個人投資家の買いや、商品投資顧問(CTA)などの短期筋の追随買いで足元は上方向に振れやすい状況だ。週末の米国版SQ(特別清算指数)算出までは売り手に乏しいなか買い手優位の状況が続きそうだ。来週は米中の小売売上高や鉱工業生産など注目度の高い指標が多い。中国では行動制限の長期化で景況感の回復が想定以上に遅れている。米国でも、所得の伸びがインフレに追い付かないことで実質所得の減少が続いており、けん引役となってきた個人消費の失速が懸念される。共に指標結果は冴えないものになる可能性があろう。4-6月期の決算発表が一巡したばかりだが、景況感の悪化は7-9月期決算への警戒材料となり、需給主導の上げ相場が終わり次第、相場の重石となりそうだ。インフレピークアウト期待についても、米国7月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の減速要因の大半はエネルギー価格であり、食品価格などはむしろ上昇ペースが加速している。住居費などの下方硬直性のある分野のインフレもほとんど減速していない。また、代表的な商品市況の総合指数であるCRB指数は7月14日をボトムに下値切り上げの上昇トレンドに転換している。こうした背景から、7月のインフレ指標は大きく減速したものの、8月分以降は高止まりが想定される。7月雇用統計で平均賃金の伸びが予想に反してむしろ加速していたことも見逃せない。米連邦準備制度理事会(FRB)高官からもけん制発言が相次いでいる。市場とFRBが想定する今年末の政策金利予想や、来年の利上げペースを巡る認識にはかなり開きがあり、いずれ、市場の楽観は修正される可能性がある。17日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月26-27日開催分)を受けてこうした乖離が修正される可能性もあるため注目したい。ここしばらく落ち着いた動きだった米10年債利回りは、11日、2.89%(+0.1pt)と大幅に上昇した。これに伴い、期待インフレ率の指標とされる10年物の米ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)を差し引いた実質金利は一時再びマイナス圏に突入しそうな勢いだったが、8月に入ってからの反発基調をやや強めている。米国で業績予想の下方修正が進むなか、予想一株当たり利益(EPS)は切り下がっており、株価上昇には投資家の期待値を表す株価バリュエーションのPER(株価収益率)の上昇が欠かせないが、実質金利の低下に歯止めがかかり、上昇に転じてきているなか、そうした展開は見込みにくいだろう。来週、米国では小売大手のウォルマートやターゲットなどの決算も予定されている。既に業績予想を下方修正しており、期待値は低いが、在庫の処分ペースなどが注目され、景況感の悪化を一段と強める恐れもあるため注意したい。■為替市場見通し来週のドル・円は下げ渋りか。米インフレのピークアウトへの思惑から連邦準備制度理事会(FRB)による大幅追加利上げ観測は後退した。一方、他の主要中央銀行は金融引き締めのペースを緩める可能性があり、米国の金融引き締めの度合いは相対的に高まることになるため、ドルは売りづらいだろう。8月10日に発表された米7月消費者物価指数(CPI)は、前年比+8.5%と予想の+8.8%を下回った。この結果を受け、次回9月に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げ幅を0.75ポイントから0.50ポイントに縮小するとの観測が広がっている。パウエルFRB議長はデータ次第と指摘しており、次回のFOMCまで7月小売売上高、7月コアPCE価格指数、8月ISM製造業景況指数、8月雇用統計などの経済指標を見極める展開となりそうだ。FRBによる大幅利上げ期待の後退により、目先的にはドル売り・円買いがやや優勢となりそうだ。ただ、インフレ鈍化を明確に示唆するデータは十分に揃っていないため、主要中銀の金融政策が手がかりとなり、ドルは下げづらいだろう。米国株式が底堅い動きを維持した場合、リスク選好的な円売りが増える可能性があることもドル・円相場の支援材料となりそうだ。■来週の注目スケジュール8月15日(月):日・GDP速報値(4-6月)、日・鉱工業生産(6月)、中・鉱工業生産指数(7月)、中・小売売上高(7月)、米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(8月)、米・NAHB住宅市場指数(8月)など8月16日(火):独・ZEW期待指数(8月)、米・住宅着工件数(7月)、米・鉱工業生産指数(7月)、米・決算発表→ホーム・デポ、ウォルマートなど8月17日(水):日・貿易収支(7月)、日・コア機械受注(6月)、英・消費者物価コア指数(7月)、米・小売売上高(7月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月26-27日)、米・決算発表→アナログ・デバイセズなど8月18日(木):米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(8月)、米・中古住宅販売件数(7月)など8月19日(金):日・消費者物価コア指数(7月)など
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2022/08/13 18:58
注目トピックス 市況・概況
為替週間見通し:下げ渋りか、米金融引き締め継続でドル売り抑制も
【今週の概況】■米インフレ鈍化でリスク選好的なドル買い縮小今週のドル・円は反落。複数の米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が金融引き締めに対するコミットメントを表明したものの、7月の米消費者物価指数(CPI)と米生産者物価指数(PPI)はいずれもインフレ鈍化の兆候を示唆しており、次回9月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合での0.75ポイント利上げ観測は後退。ドル・円は週初に135円58銭まで買われたが、インフレ鈍化の思惑でドル買い・円売りは縮小した。12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、一時133円89銭まで買われた。この日発表された8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は7月実績の51.5から上昇し、同指数の5-10年期待インフレ率速報値も上昇したため、リスク選好的なドル買いが観測された。ドル・円は133円50銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:132円03銭−135円58銭。【来週の見通し】■下げ渋りか、米金融引き締め継続でドル売り抑制も来週のドル・円は下げ渋りか。米インフレのピークアウトへの思惑から連邦準備制度理事会(FRB)による大幅追加利上げ観測は後退したが、他の主要中央銀行は金融引き締めのペースを緩める可能性があり、米国の金融引き締めの度合いは相対的に高まることになるため、ドルは売りづらい。8月10日に発表された米7月消費者物価指数(CPI)は、前年比+8.5%と予想の+8.8%を下回った。この結果を受け、次回9月に開催の連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げ幅を0.75ポイントから0.50ポイントに縮小するとの観測が広がっている。パウエルFRB議長はデータ次第と指摘しており、次回のFOMCまで7月小売売上高、7月コアPCE価格指数、8月ISM製造業景況指数、8月雇用統計などの経済指標を見極める展開となりそうだ。FRBによる大幅利上げ期待の後退により、目先的にはドル売り・円買いがやや優勢となりそうだが、インフレ鈍化を明確に示唆するデータは十分揃っていないため、主要中銀の金融政策が手がかりとなり、ドルは下げづらい。米国株式が底堅い動きを維持した場合、リスク選好的な円売りが増える可能性があることもドル・円相場に対する支援材料となりそうだ。【米・7月小売売上高】(17日発表予定)17日発表の米7月小売売上高は前月比+0.2%と、6月の+1.0%から伸びは鈍化する見通し。個人消費の縮小が確認された場合、景気後退入りの懸念が再燃し、金利安・ドル安に振れやすい展開が予想される。【米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨】(17日公表予定)米連邦準備制度理事会(FRB)は17日、7月26-27日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表する。次回9月会合で金融引き締めを緩める可能性が読み取れた場合、ドル売り要因となろう。予想レンジ:132円00銭−135円00銭
<FA>
2022/08/13 15:00
注目トピックス 市況・概況
ユーロ週間見通し:弱含みか、域内経済の減速懸念残る
■弱含み、米雇用統計改善でユーロ売り強まる今週のユーロ・ドルは弱含み。米国の7月の消費者物価指数や生産者物価指数の伸び鈍化や低下を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測が後退して、ユーロ買いが優勢になった。ロシア国営トランスネフチが中欧への原油供給パイプラインを再開するとの報道もユーロ買い材料となった。取引レンジ:1.0159ドル-1.0368ドル。■弱含みか、エネルギー供給不安で域内経済の停滞を警戒来週のユーロ・ドルは弱含みか。米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げ観測は後退し、ユーロは押し上げられている。ただ、ロシアからのエネルギー供給は引き続き不透明で、域内経済活動への影響が警戒される。また、ユーロ圏の経済指標は強弱まちまちだが、消費の弱さが指摘されており、リスク回避のドル売りが一巡すれば、ユーロは失速の可能性も。予想レンジ:1.0100ドル−1.0350ドル■弱含み、米ドル安・円高の相場展開の影響受ける今週のユーロ・円は弱含み。ロシア国営トランスネフチが中欧への原油供給パイプライン再開との報道を好感して、ユーロ買いが一時強まった。その後、米国のインフレ鈍化を受けて大幅利上げ観測は後退し、ドル売り・円買いが強まり、この影響でユーロ・円の取引でも円買いが優勢となった。取引レンジ:136円31銭−138円40銭。■弱含みか、域内経済の減速懸念残る来週のユーロ・円は弱含みか。米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅追加利上げ観測は後退しており、ユーロ買い・米ドル売りが強まり、この影響でユーロ・円の取引でもユーロ買いがやや活発となった。ただ、ユーロ圏経済の減速懸念は根強く、エネルギー供給の不透明感でユーロ売りに振れやすい地合いが見込まれる。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、目先的にユーロ買い・円売りはやや縮小する可能性がある。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・17日:4-6月期域内総生産改定値(速報値:前年比+4.0%)予想レンジ:135円50銭−137円50銭
<FA>
2022/08/13 14:58
注目トピックス 市況・概況
豪ドル週間見通し:底堅い展開か、雇用統計に注目
■上昇、資源高や米インフレ減速を好感今週の豪ドル・円は上昇。中国の7月輸出額は増加し、鉄鉱石価格が上昇したことからリスク選好的な豪ドル買いが優勢となった。また、米国の7月消費者物価指数の伸びが予想以上に鈍化したことを受け、インフレ減速を好感した株高が世界的に広がり、リスク選好的な豪ドル買い・円売りも強まった。取引レンジ:93円21銭-95円15銭。■底堅い展開か、雇用統計に注目来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の8月理事会議事要旨によると、積極的な利上げ姿勢はやや後退したとみられる。しかし、失業率は今後数カ月で一段と低下するとの見通しは変わっていないため、7月雇用統計が期待され、豪ドル買いが盛り返す展開も見込まれる。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・16日:豪準備銀行8月理事会議事要旨・18日:7月雇用統計(6月:失業率3.5%、雇用者数増減+8.84万人)予想レンジ:94円20銭-96円20銭
<FA>
2022/08/13 14:58
注目トピックス 市況・概況
英ポンド週間見通し:弱含みか、将来的な利下げの可能性を警戒
■弱含み、英国経済の減速懸念残る今週のポンド・円は弱含み。英国経済は年内に景気後退に陥る可能性があるため、リスク選好的なポンド買いはやや縮小し、対円レートは伸び悩んだ。米国の大幅利上げ観測は後退し、ポンド買い・米ドル売りが優勢となったが、米ドル・円相場は円高方向に振れたことから、ポンドの対円レートは再び弱含みとなった。取引レンジ:161円27銭-163円85銭。■弱含みか、将来的な利下げの可能性を警戒来週のポンド・円は弱含みか。英国政府はエネルギー供給不足に備え2023年1月に計画停電を検討していると報じられ、経済活動への影響を警戒したポンド売りが先行しそうだ。景気後退入りの懸念は消えていないため、英中央銀行は今後利下げが必要になる可能性が指摘され、ポンド買いを抑制する要因となりそうだ。○発表予定の主要経済指標・注目イベント・17日:7月消費者物価コア指数(6月:前年比+5.8%)・19日:7月小売売上高(6月:前月比-0.1%)予想レンジ:160円00銭−163円00銭
<FA>
2022/08/13 14:57
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