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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、利上げ懸念を嫌気
配信日時:2021/12/13 10:47
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 107758.34 +1.38%
10日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1467.10ポイント高(+1.38%)の107758.34で取引を終了した。106296.3から108274.9まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。米株高が好感され、ブラジル株への買いも広がった。また、新型コロナウイルス変異株オミクロンによるワクチン接種完了者に対する影響は緩やかとの米疾病管理予防センター(CDC)の発表も支援材料。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。
【ロシア】MOEX指数 3760.23 -1.39%
10日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比53.06ポイント安(-1.39%)の3760.23で取引を終了した。3814.06から3760.23まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。利上げ懸念が嫌気された。17日に開催される予定の金融政策決定会合では、政策金利がこれまでの7.50%あら8.50%に引き下げられると予測されている。また、欧州市場の下落もロシア株の売り圧力を強めた。一方、原油価格が上昇したが、相場を支えるには力不足だった。
【インド】SENSEX指数 58786.67 -0.04%
10日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比20.46ポイント安(-0.04%)の58786.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同5.55ポイント安(-0.03%)の17511.30で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。成長予想の下方修正が指数の足かせ。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、2021年度のインドの成長予想をこれまでの8.7%から8.4%に引き下げた。新型コロナウイルスワクチン接種率は人口の3分の1以下にとどまっている上、新型コロナ変異株オミクロンの世界拡散がインド経済に悪影響を与えると指摘した。ただ、インド経済が強い回復を示していると強調した。
【中国本土】上海総合指数 3666.35 -0.18%
10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.69ポイント安(-0.18%)の3666.35ポインと4日ぶりに反落した。
中国景気の鈍化懸念が改めて意識される流れ。前日引け後に発表された11月の金融統計では、人民元建て新規融資とマネーサプライ(通貨供給量)M2がそれぞれ予想を下回った。中国不動産業を巡る懸念も重し。格付け大手のフィッチ・レーティングスは9日、流動性危機に直面する中国恒大集団(3333/HK)と佳兆業集団HD(カイサ・グループ・ホールディングス:1638/HK)の格付けを部分的なデフォルトに認定したと発表した(部分的なデフォルトとは、清算型倒産手続きが開始されていなく、事業停止にも至っていない状態を指すという)。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国経済対策に対する期待感は持続している。
<NH>
10日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1467.10ポイント高(+1.38%)の107758.34で取引を終了した。106296.3から108274.9まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。米株高が好感され、ブラジル株への買いも広がった。また、新型コロナウイルス変異株オミクロンによるワクチン接種完了者に対する影響は緩やかとの米疾病管理予防センター(CDC)の発表も支援材料。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。
【ロシア】MOEX指数 3760.23 -1.39%
10日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比53.06ポイント安(-1.39%)の3760.23で取引を終了した。3814.06から3760.23まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。利上げ懸念が嫌気された。17日に開催される予定の金融政策決定会合では、政策金利がこれまでの7.50%あら8.50%に引き下げられると予測されている。また、欧州市場の下落もロシア株の売り圧力を強めた。一方、原油価格が上昇したが、相場を支えるには力不足だった。
【インド】SENSEX指数 58786.67 -0.04%
10日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比20.46ポイント安(-0.04%)の58786.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同5.55ポイント安(-0.03%)の17511.30で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。成長予想の下方修正が指数の足かせ。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、2021年度のインドの成長予想をこれまでの8.7%から8.4%に引き下げた。新型コロナウイルスワクチン接種率は人口の3分の1以下にとどまっている上、新型コロナ変異株オミクロンの世界拡散がインド経済に悪影響を与えると指摘した。ただ、インド経済が強い回復を示していると強調した。
【中国本土】上海総合指数 3666.35 -0.18%
10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.69ポイント安(-0.18%)の3666.35ポインと4日ぶりに反落した。
中国景気の鈍化懸念が改めて意識される流れ。前日引け後に発表された11月の金融統計では、人民元建て新規融資とマネーサプライ(通貨供給量)M2がそれぞれ予想を下回った。中国不動産業を巡る懸念も重し。格付け大手のフィッチ・レーティングスは9日、流動性危機に直面する中国恒大集団(3333/HK)と佳兆業集団HD(カイサ・グループ・ホールディングス:1638/HK)の格付けを部分的なデフォルトに認定したと発表した(部分的なデフォルトとは、清算型倒産手続きが開始されていなく、事業停止にも至っていない状態を指すという)。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国経済対策に対する期待感は持続している。
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