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午後:債券サマリー 先物は小反落、5年債入札は無難な結果

配信日時:2021/12/09 15:29 配信元:MINKABU
 9日の債券市場で、先物中心限月12月限は小反落。前日のニューヨーク債券市場では長期債が続落し、東京市場もこの流れを引き継いだ。債券は売られやすい地合いが続いたが、午後は下げ渋った。  8日の米長期債相場は10年債利回りが上昇。新型コロナウイルスのオミクロン株への警戒感が一段と和らぎ、米10年債利回りは1.5%台に上昇した。米製薬会社が新型コロナワクチンはオミクロン株にも有効との見方を示し、リスクオンのムードが強まった。これを受けて、東京市場の先物中心限月12月限は前日比10銭安の151円97銭と反落して寄り付き、午前は151円96銭まで一時下落したが、売り一巡後は下げ渋りをみせた。なお、財務省は5年利付国債の入札を行い、最低落札価格が100円43銭(最高落札利回りマイナス0.084%)、平均落札価格が100円44銭(平均落札利回りマイナス0.086%)となった。市場では無難な結果とみられているもよう。  先物12月限の終値は前日比4銭安の152円03銭となった。現物債市場で10年債の利回りは前日比変わらずの0.045%。 出所:MINKABU PRESS

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