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米外為市場サマリー:オミクロン懸念後退で一時113円90銭台に上昇

配信日時:2021/12/09 07:56 配信元:MINKABU
 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=113円67銭前後と前日に比べて7銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=128円92銭前後と同90銭強のユーロ高・円安だった。  米製薬大手のファイザーはこの日、独ビオンテックと共同開発した新型コロナウイルスのワクチンが3回接種でオミクロン株に対しても高い予防効果を持つとの初期調査の結果を発表した。前日にはファウチ米大統領首席医療顧問が「オミクロン株は従来型に比べて重症化しにくい可能性がある」との認識を示していたこともあり、感染拡大による景気懸念が一段と和らぎ、ドル買い・円売りが先行。米長期金利が上昇したことで日米金利差の拡大が意識されるなか、ドル円相場は113円95銭まで上伸する場面があった。ただ、投資家心理の改善を背景に流動性の高いドルや安全通貨とされる円を売ってユーロを買う動きもあり、これが影響するかたちでドル円相場は伸び悩んだ。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1343ドル前後と前日に比べて0.0070ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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