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午後:債券サマリー 先物は続伸、オミクロン株警戒し買い優勢

配信日時:2021/12/03 16:07 配信元:MINKABU
 3日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の感染拡大による世界経済の下押し懸念から堅調に推移した。  前日の米長期債相場は米連邦準備理事会(FRB)高官によるタカ派的な発言などから反落(金利は上昇)したが、この日の時間外取引では一転して米長期金利が低下したことが国内債を後押し。米国をはじめ各国で「オミクロン株」の感染者が相次いで確認されていることで、安全資産とされる債券に買いが入りやすいといった状況だった。この日に実施された日銀の国債買いオペ結果は、「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」の応札倍率がいずれも前回から上昇し、やや売り圧力が示されたものの相場の反応は限定的。市場では無難な結果と受け止める向きが多く、午後には債券先物が152円12銭まで上伸する場面があった。  先物12月限の終値は前日比14銭高の152円11銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.050%だった。 出所:MINKABU PRESS

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