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米外為市場サマリー:米でのオミクロン型確認で一時112円60銭台に軟化

配信日時:2021/12/02 08:01 配信元:MINKABU
 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=112円78銭前後と前日に比べて40銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=127円67銭前後と同60銭強のユーロ安・円高だった。  新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の出現などにより、経済協力開発機構(OECD)が21年の世界経済成長率の見通しを前回の5.7%から5.6%に引き下げたことを受けてドル売り・円買いが先行した。その後、米国で「オミクロン株」の感染者が初めて確認されたことが伝えられると、一時520ドル超上昇していたNYダウが失速。米長期金利が低下したことも影響し、ドル円相場は112円67銭と約1か月半ぶりの水準まで軟化した。なお、この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した非農業部門雇用者数(政府部門を除く)は前月比53万4000人の増加(市場予想は52万5000人程度の増加)となり、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した11月の米製造業景況感指数は61.1(市場予想は61.0程度)となったが相場の反応は限定的だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1320ドル前後と前日に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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