みんかぶニュース 市況・概況

19日の株式相場見通し=一進一退か、経済対策期待も上値重い

配信日時:2021/11/19 08:00 配信元:MINKABU
 19日の東京株式市場は、強弱観が対立し前日終値を挟んで方向感の定まりにくい動きが予想されそうだ。前日の欧州株市場は総じて軟調な値動きとなり、最高値更新を続けていたドイツ株式指数(DAX)も7日ぶりに小反落。一方、米国株市場では主要株指数が高安まちまちの展開となり、NYダウは小幅ながら安く引けたが、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反発に転じ過去最高値を更新した。画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が予想を上回る好決算を好感されて大きく買われ、半導体関連株全般が強い動きを示した。東京市場では、日経平均が2万9000円台後半では買いの勢いが弱まり、戻り売りに押されるケースが多くなっている。きょうは政府が打ち出す過去最大規模の経済対策に期待した買いも予想されるところだが、前日の後場にある程度織り込みが進んだこともあって、全体相場を押し上げる材料としては効果が限定的なものにとどまりそうだ。  18日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比60ドル10セント安の3万5870ドル95セントと続落。ナスダック総合株価指数は同72.139ポイント高の1万5993.710だった。  日程面では、きょうは10月の全国消費者物価指数(CPI)が朝方取引開始前に総務省から発表される。また、東証マザーズ市場にAB&Company<9251.T>が新規上場する。なお、インド市場は休場となる。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ