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18日の株式相場見通し=続落、決算発表通過で上値の重い展開

配信日時:2021/11/18 08:01 配信元:MINKABU
 18日の東京株式市場は、日経平均株価が続落する公算が大きい。強弱観対立のなかも軟調な米国株や為替の円高を背景に買いポジションを高める動きは期待しづらい。前日の米国株市場ではNYダウなど主要3指数がいずれも下落したが、ダウの下げはクレジットカードのビザ<V>が急落したことが大きく影響した。ハイテク株の一角には米長期金利の低下を好感して買いが入り、ナスダック総合株価指数は一時プラス圏で推移し史上最高値を上回る水準で推移する局面もあった。東京市場では日経平均が3万円大台に近づくと動きが重くなる傾向があり、前日も朝方は高く始まり2万9900円台に浮上したものの、その後は急速に値を消す展開を強いられた。きょうも上値の重さが意識されやすく、企業の決算発表通過で買い手掛かり材料にも事欠くなか、売り物に押されがちな地合いとなりそうだ。  17日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比211ドル17セント安の3万5931ドル05セントと反落。ナスダック総合株価指数は同52.284ポイント安の1万5921.571だった。  日程面では、きょうは10月の首都圏新規マンション販売、20年物国債の入札など。また、東証マザーズ市場にGRCS<9250.T>が新規上場する。海外では、フィリピン中銀、インドネシア中銀、トルコ中銀、南アフリカ中銀がそれぞれ政策金利を発表。このほか、11月の米フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、10月の米景気先行指標総合指数など。 出所:MINKABU PRESS

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