注目トピックス 市況・概況
大阪金見通し:上昇か、米長期金利の低下映すも上値は重い展開へ
配信日時:2021/11/18 07:45
配信元:FISCO
大阪取引所金標準先物 22年10月限・夜間取引終値:6837円(前日日中取引終値↑4円)
・想定レンジ:上限6880円-下限6800円
18日の大阪取引所金標準先物(期先:22年10月限)は上昇しそうだ。市場では引き続きインフレが意識され、ヘッジ(回避)手段としての金の投資需要に加え、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことを受け、金利のつかない資産である金に資金が向かいやすくなっている。一方、外為市場で1ドル=114円10銭前後と昨日15時頃に比べ70-80銭ほど円高・ドル安に振れたことから、円建てで取引される金先物の悪高感も意識され、今日の金先物は買いが優勢ながら上値の重い展開となりそうだ。
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・想定レンジ:上限6880円-下限6800円
18日の大阪取引所金標準先物(期先:22年10月限)は上昇しそうだ。市場では引き続きインフレが意識され、ヘッジ(回避)手段としての金の投資需要に加え、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことを受け、金利のつかない資産である金に資金が向かいやすくなっている。一方、外為市場で1ドル=114円10銭前後と昨日15時頃に比べ70-80銭ほど円高・ドル安に振れたことから、円建てで取引される金先物の悪高感も意識され、今日の金先物は買いが優勢ながら上値の重い展開となりそうだ。
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日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は続落、アドバンテストが1銘柄で約113円分押し下げ
*12:36JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は続落、アドバンテストが1銘柄で約113円分押し下げ
2日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり107銘柄、値下がり116銘柄、変わらず2銘柄となった。日経平均は続落。392.61円安の39593.72円(出来高概算8億9691万株)で前場の取引を終えている。前日1日の米国株式市場はまちまち。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げに慎重な姿勢を再表明したため利下げ期待が後退した。長期金利の上昇に連れ、相場は売りが先行した。その後、ISM製造業やJOLT求人件数が予想を上回ると成長継続を期待した買いにダウは上昇に転じた。上院がトランプ大統領の大型減税法案を可決するとダウは続伸。ナスダックは金利高やエヌビディア(NVDA)などの下落に押され、一段安となり、主要指数は高安まちまちで終了した。米株市場を横目に、7月2日の日経平均は355.16円安の39631.17円と続落して取引を開始した。その後は39600円を挟んで軟調もみ合い展開となった。ダウ平均以外の米国主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなったほか、米長期金利が上昇したことも東京市場で買い手控え要因に。また、トランプ米大統領が日本との関税交渉について、税率の引き上げを示唆するなど厳しい態度を見せていることも警戒感が広がっている。個別では、レーザーテック<6920>や東エレク<8035>などの一部の半導体関連株、川崎重工業<7012>や三菱重工業<7011>、IHI<7013>などの防衛関連が軟調に推移。また、ソフトバンクグループ<9984>、フジクラ<5803>、サンリオ<8136>、任天堂<7974>、日立<6501>などが下落した。ほか、過度な再編プレミアム期待などが後退した千葉興業銀行<8337>が大幅安、gumi<3903>、コナミグループ<9766>、芝浦メカトロニクス<6590>などが値下がり率上位となった。一方、郵船<9101>や川崎汽船<9107>などの海運株が堅調に推移。また、ファーストリテ<9983>、トヨタ自動車<7203>、ソニーグループ<6758>、フジHD<4676>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、信越化<4063>、KDDI<9433>などが上昇した。また、業績上方修正で減益幅縮小見通しとなったエアトリ<6191>が急騰、日本コンセプト<9386>、SBSホールディングス<2384>、三井海洋開発<6269>などが値上がり率上位となった。業種別では、その他製品、非鉄金属、機械などが値下がり率上位、空運業、不動産業、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約113円押し下げた。同2位は東エレク<8035>となり、コナミG<9766>、ソフトバンクG<9984>、バンナムHD<7832>、TDK<6762>、テルモ<4543>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはKDDI<9433>となり1銘柄で日経平均を約20円押し上げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、ダイキン<6367>、住友不<8830>、リクルートHD<6098>、セコム<9735>、ソニーG<6758>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価 39593.72(-392.61)値上がり銘柄数 107(寄与度+104.48)値下がり銘柄数 116(寄与度-497.09)変わらず銘柄数 2○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9433> KDDI 2508.5 52.5 20.96<9983> ファーストリテ 47630 170 13.57<6367> ダイキン工業 17020 190 6.32<8830> 住友不動産 5674 163 5.42<6098> リクルートHD 8273 47 4.69<9735> セコム 5305 67 4.46<6758> ソニーG 3660 20 3.33<7267> ホンダ 1411.5 15.5 3.09<9843> ニトリHD 13835 165 2.74<4578> 大塚HD 6891 61 2.03<2282> 日本ハム 5121 120 2.00<6723> ルネサス 1829.5 57.5 1.91<4063> 信越化 4746 11 1.83<5332> TOTO 3779 97 1.61<8801> 三井不動産 1412 13 1.30<8802> 三菱地所 2752 39 1.30<5101> 横浜ゴム 4076 72 1.20<4502> 武田薬品工業 4429 35 1.16<9201> 日本航空 2958.5 34.5 1.15<8253> クレディセゾン 4003 34 1.13○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<6857> アドバンテ 10340 -425 -113.09<8035> 東エレク 26520 -550 -54.88<9766> コナミG 21200 -1470 -48.90<9984> ソフトバンクG 10595 -195 -38.92<7832> バンナムHD 4829 -227 -22.65<6762> TDK 1593 -43 -21.45<4543> テルモ 2525.5 -76.5 -20.36<4519> 中外製薬 7091 -146 -14.57<7974> 任天堂 13030 -400 -13.30<5803> フジクラ 7512 -368 -12.24<6146> ディスコ 40950 -1540 -10.24<6988> 日東電工 2714 -38.5 -6.40<6954> ファナック 3856 -36 -5.99<6971> 京セラ 1697 -22 -5.85<7011> 三菱重工業 3489 -145 -4.82<8766> 東京海上HD 5968 -80 -3.99<7741> HOYA 16430 -220 -3.66<6920> レーザーテック 18500 -270 -3.59<7735> SCREEN 11145 -270 -3.59<6902> デンソー 1916 -25.5 -3.39
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2025/07/02 12:36
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~足もと堅調だった半導体関連が軟調
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~足もと堅調だった半導体関連が軟調
2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続落、足もと堅調だった半導体関連が軟調・ドル・円は堅調、米金利高で・値下り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035>■日経平均は続落、足もと堅調だった半導体関連が軟調日経平均は続落。392.61円安の39593.72円(出来高概算8億9691万株)で前場の取引を終えている。前日1日の米国株式市場はまちまち。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げに慎重な姿勢を再表明したため利下げ期待が後退した。長期金利の上昇に連れ、相場は売りが先行した。その後、ISM製造業やJOLT求人件数が予想を上回ると成長継続を期待した買いにダウは上昇に転じた。上院がトランプ大統領の大型減税法案を可決するとダウは続伸。ナスダックは金利高やエヌビディア(NVDA)などの下落に押され、一段安となり、主要指数は高安まちまちで終了した。米株市場を横目に、7月2日の日経平均は355.16円安の39631.17円と続落して取引を開始した。その後は39600円を挟んで軟調もみ合い展開となった。ダウ平均以外の米国主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなったほか、米長期金利が上昇したことも東京市場で買い手控え要因に。また、トランプ米大統領が日本との関税交渉について、税率の引き上げを示唆するなど厳しい態度を見せていることも警戒感が広がっている。個別では、レーザーテック<6920>や東エレク<8035>などの一部の半導体関連株、川崎重工業<7012>や三菱重工業<7011>、IHI<7013>などの防衛関連が軟調に推移。また、ソフトバンクグループ<9984>、フジクラ<5803>、サンリオ<8136>、任天堂<7974>、日立<6501>などが下落した。ほか、過度な再編プレミアム期待などが後退した千葉興業銀行<8337>が大幅安、gumi<3903>、コナミグループ<9766>、芝浦メカトロニクス<6590>などが値下がり率上位となった。一方、郵船<9101>や川崎汽船<9107>などの海運株が堅調に推移。また、ファーストリテ<9983>、トヨタ自動車<7203>、ソニーグループ<6758>、フジHD<4676>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、信越化<4063>、KDDI<9433>などが上昇した。また、業績上方修正で減益幅縮小見通しとなったエアトリ<6191>が急騰、日本コンセプト<9386>、SBSホールディングス<2384>、三井海洋開発<6269>などが値上がり率上位となった。業種別では、その他製品、非鉄金属、機械などが値下がり率上位、空運業、不動産業、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。後場の日経平均もマイナス圏で軟調推移となりそうだ。足元で堅調だった半導体関連やゲーム・エンタメ株に売りが出ており、直近の上昇に対する利食い売りやポジション調整の売りは継続しそうだ。また、トランプ大統領が日本との通商協議の合意は困難かつ関税率の引き上げを示唆したことは、引き続き投資家心理の重石となろう。ただ、業種別ランキング上位の陸運や不動産など内需関連には買いが向かっており、東証プライムの値上がり数は54.6%と過度な警戒感は乏しく、一定買い手も存在している。■ドル・円は堅調、米金利高で2日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、143円33銭から143円74銭まで値を上げた。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)は7月利下げに慎重な姿勢を示し、米金利高・ドル高に振れた。日経平均株価の軟調地合いで、円買いが重石に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円33銭から143円74銭、ユーロ・円は169円20銭から169円54銭、ユーロ・ドルは1.1788ドルから1.1810ドル。■後場のチェック銘柄・インフォメティス<281A>、ソフトマックス<3671>など、5銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・6月製造業PMI確定値:52.9(予想:52.0、速報:52.0)・米・6月ISM製造業景況指数:49.0(予想:48.8、5月:48.5)・米・5月JOLT求人件数776.9万件(予想:730万件、4月:739.5万件←739.1万件)・米・5月建設支出:前月比-0.3%(予想:-0.2%、4月:-0.2%←-0.4%)・米・6月製造業PMI確定値:52.9(予想:52.0、速報:52.0)【要人発言】・ベッセント米財務長官「関税が米連邦準備理事会(FRB)に利下げを促さないことに戸惑いを感じている」「FRBは、9月までには利下げに踏み切ると予想している」<国内>・特になし<海外>・特になし
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2025/07/02 12:31
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は堅調、米金利高で
*12:15JST 東京為替:ドル・円は堅調、米金利高で
2日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、143円33銭から143円74銭まで値を上げた。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)は7月利下げに慎重な姿勢を示し、米金利高・ドル高に振れた。日経平均株価の軟調地合いで、円買いが重石に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円33銭から143円74銭、ユーロ・円は169円20銭から169円54銭、ユーロ・ドルは1.1788ドルから1.1810ドル。【要人発言】・ベッセント米財務長官「関税が米連邦準備理事会(FRB)に利下げを促さないことに戸惑いを感じている」「FRBは、9月までには利下げに踏み切ると予想している」
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2025/07/02 12:15
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):エアトリ、千葉興銀、ノイルイミューンなど
*12:06JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):エアトリ、千葉興銀、ノイルイミューンなど
アドバンテス<6857>:10340円(-425円)大幅反落。本日は同社をはじめとして半導体関連株が総じてさえない展開となっている。米国市場では、パウエル議長が利下げに慎重な姿勢を再表明したため利下げ期待が後退、長期金利の上昇によってハイテク株には売りが優勢となった。エヌビディアが約3%の下落となったほか、SOX指数も上値の重い展開に。東京市場でも半導体関連の短期的な過熱警戒感が強まっていた中、米国関連株の下落に連れ安する展開へ。千葉興銀<8337>:1411円(-82円)大幅反落。前日にはストップ高と急伸、同行と千葉銀行が経営統合する方向で協議入りしたことがわかったと報じられ、買収プレミアムに対する期待感が高まる状況となった。会社側では現時点で決定している事実はないとのコメント。両社の統合という方向性自体は想定されていたとみられるほか、千葉銀にとってはメリットと比較して負担も大きいことから、過度なプレミアム期待も後退する方向にもなっているもよう。JR東<9020>:3191円(+61円)大幅続伸。新グループ経営ビジョンを前日に公表している。運賃改定効果に加えて、不動産などの生活ソリューション事業の拡大によって、28年3月期営業利益4850億円を目指すとしている(26年3月期計画3870億円)ほか、配当性向を段階的に現在の30%から40%に引き上げていき、柔軟に自己株式を取得するともしている。また、長期的な目標として、32年3月期には営業利益7000億円程度を目標としているようだ。オリコ<8585>:1021円(+45円)大幅続伸。前日に提出された大量保有報告書によると、ストラテジックキャピタルが5.23%を保有する大株主になったことが明らかになっている。保有目的は、純投資及び状況に応じて重要提案行為等を行うこととしている。ストラテジックキャピタルは「物言う株主」として知られる投資ファンドであり、今後の株主価値向上策、あるいは再編進展の動きが期待される状況となっているもよう。エアトリ<6191>:914円(+79円) 大幅反発。前日に25年9月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の10億円から20億円、前期比15.5%減にまで引き上げ。第2四半期までの高い進捗状況を反映したもようだが、上半期は前年同期比24.0%の減益であったため、業績上振れをストレートにポジティブ視する動きとなっている。第1四半期決算発表以降、調整が続いていた株価の見直しが進む形へ。ノイルイミューン<4893>:214円(+50円)ストップ高。山口県の「令和7年度やまぐち再生医療等実用化・産業化推進補助金事業」で、ノイルイミューン・バイオテックが応募した「次世代型免疫強化技術を搭載したCAR-T細胞療法による世界初固形腫瘍治療の社会実装及び研究開発広域連携拠点の形成」が事業採択されたと発表している。事業期間は最長3年間(2027年度まで)、補助上限は0.30億円/年。25年12月期の業績に与える影響は現在精査中としている。いつも<7694>:670円(+100円)ストップ高。ショート動画プラットフォーム「TikTok」上で展開されるeコマースサービス「TikTok Shop」が日本で本格的に展開開始したことを受け、出店企業向け総合支援とソーシャルコマース特化クリエイター支援を組み合わせたワンストップサービスを提供すると発表している。出店支援や販売のサポートに加え、ライブ演出や購買導線設計をTikTok Shopに横展開する。また、TikTok Shopのパートナー資格をすべて取得したことも開示している。ACSL<6232>:1187円(-300円)ストップ安。元代表取締役の鷲谷聡之氏が立場を個人的に悪用して2025年3月から一部業者との間で実態のない不適切な取引を行っていた事実が判明したとして、社外の専門家及び独立社外取締役で構成される特別調査委員会を設置すると発表している。金額の規模については精査中だが、現時点で過年度業績への影響は確認されていない。特別調査委は7月中旬を目途に最終報告書を提出する予定。
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2025/07/02 12:06
注目トピックス 市況・概況
日経平均は430円安、寄り後は軟調
*09:14JST 日経平均は430円安、寄り後は軟調
日経平均は430円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、機関投資家が運用指標とするS&P500、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)など、ダウ平均以外の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米長期金利が上昇したことも東京市場で買い手控え要因となった。さらに、トランプ米大統領が日本との関税交渉について、税率の引き上げを示唆するなど厳しい態度を見せていることも警戒感となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が400ドルを超す上げとなったことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が500円あまり下げたことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は軟調に推移している。
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2025/07/02 09:14
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:アークランズや松屋に注目
*09:10JST 個別銘柄戦略:アークランズや松屋に注目
昨日1日の米株式市場でNYダウは400.17ドル高の44,494.94、ナスダック総合指数は166.84pt安の20,202.89、シカゴ日経225先物は大阪日中比230円安の39,660円。為替は1ドル=143.30-40円。今日の東京市場では、25年9月期利益予想を上方修正したエアトリ<6191>、電力需給調整事業など電力サービス事業を展開するGL社と資本業務提携したと発表したイーレックス<9517>、大分でる総合広告代理店を行うAFBを子会社化すると発表したJリース<7187>、東証スタンダードでは、第3四半期累計の営業利益が14.0%減と上期の46.7%減から減益率が縮小したクラウディア<3607>、26年3月期第2四半期に投資有価証券売却益1.46億円をを特別利益として計上すると発表したアストマックス<7162>、1回限りの株主優待を実施すると発表したシーラHD<8887>、株主優待制度の変更を発表したHKS<7219>、6月の既存店売上高が15.0%増と5月の11.4%増から伸び率が拡大したワークマン<7564>、東証グロースでは、台湾のドローンメーカAeroprobing社とドローンを活用したソリューションの海外販売に関する覚書(MOU)を締結したと発表したブルーイノベ<5597>、25年12月期第2四半期に債務超過を解消する見込みとなったと発表したモンスターラボ<5255>、令和7年度やまぐち再生医療等実用化・産業化推進補助金事業に採択されたと発表したノイルイミューン<4893>、糖鎖プロファイリングシステムの販売を開始すると発表したPSS<7707>、オランダのドローン代理店と販売契約を締結したと発表したテラドローン<278A>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が14.7%減となったアークランズ<9842>、2月の売上高が24.0%減となった松屋<8237>などは軟調な展開が想定される。
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2025/07/02 09:10
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~内需系への資金シフト~
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~内需系への資金シフト~
2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■内需系への資金シフト■アークランズ、 1Q営業利益 14.7%減 42.14億円■前場の注目材料:あおぞら銀行、 日本政策投資銀行と、カケハシに出資、新興ファンド1号案件■内需系への資金シフト2日の日本株市場は、やや利食い優勢の相場展開になりそうだ。1日の米国市場はNYダウが400ドル高、ナスダックは166ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が利下げに慎重な姿勢を再表明したため売りが先行。ISM製造業やJOLT求人件数が予想を上回ると成長継続を期待した買いにダウは上昇に転じた。また、上院がトランプ大統領の大型減税法案を可決したことも材料視された。シカゴ日経225先物は大阪比230円安の39660円。円相場は1ドル=143円40銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。昨日の日経225先物は39890円と安値で終えたが、ナイトセッションでも売り優勢の流れが続き、39570円と安値で終えている。過熱を冷ます調整の動きの範囲ではあるものの、ボリンジャーバンドの+1σ(39340円)や節目の39000円辺りが意識されてくる可能性がありそうだ。米国ではテスラが売られた影響があったものの、ハイテク株からの資金流出が目立ち、ディフェンシブ株などへシフトしていた。昨日の東京市場においても相対的にTOPIX型の強さが目立っており、相場をけん引してきたハイテク株は利益確定の動きが強まってくる展開は意識しておきたいところだろう。一方で相対的に出遅れている内需系へ資金が向かいやすい状況になりそうである。なお、トランプ米大統領は、日本との交渉に不満を持ち、7月9日の猶予期限の延長はないとの見解を示した。合意は困難として30%や35%の高率関税賦課の考えも明らかにしており、自動車株などは手掛けづらくさせてきそうである。週末は米国市場が独立記念日の祝日で海外勢のフローは減少傾向をみせてくるため、参加者が限られるなかでいったん調整の動きが強まるようだと、売り仕掛け的な動きが強まりやすいだろう。まずは売り一巡後の底堅さを見極めることになろうが、物色としては内需系に向かいやすいと考えられる。幕間的に中小型株への資金シフトも考えられるが、相場全体が調整ムードを強めてくるようだと、資金の逃げ足が早まりそうだ。■アークランズ、 1Q営業利益 14.7%減 42.14億円アークランズ<9842>が発表した2026年2月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比2.5%増の815億2600万円、営業利益は同14.7%減の42億1400万円だった。小売事業において、フレッシュハウスの完全子会社化の影響によりリフォームサービスの売上高及び営業収入は前年同期比65.5%増となった。売上総利益率が改善したことに加えて、販管費については宣伝広告のデジタルシフト、物流の効率化等により抑制を図り一定の効果があったものの、新規出店コスト、人件費単価、水道光熱費の増加が負担となった。■前場の注目材料・NYダウは上昇(44494.94、+400.17)・米原油先物相場は上昇(65.45、+0.34)・活発な自社株買い・あおぞら銀行<8304>日本政策投資銀行と、カケハシに出資、新興ファンド1号案件・東京海上HD<8766>東京海上日動火災、車保険料8%超引き上げ、物価高で過去最大・日本酸素HD<4091>豪産業ガスの買収完了・三菱商事<8058>カナダ産LNG初出荷、アジア向け拡販・京都FG<5844>M&A支援子会社が始動、34年度売上高50億円に・イクヨ<7273>投資ファンド設立、異業種のM&A加速・川崎重工<7012>医薬・医療用6軸ロボ、可搬重量・動作速度を向上・ブルーイノベ<5597>VFRなどと、ドローンポート開発、27年実用化目指す・コマツ<6301>カナダ社から鉱山機械受注、中近東プロ向け・パナソニックHD<6752>ベトナム工場、電設資材の職人育つ・四国電力<9507>使用済み燃料の乾式貯蔵施設、伊方原発で始動・大阪ガス<9532>電力・水素CO2を同時製造、低コスト技術実証・サカタインクス<4633>印刷インキ3社、11月から首都圏で共同配送・大倉工業<4221>上海に駐在員事務所を設立、フィルム拡販見据え・カメイ<8037>五興商事と協業へ、排水処理設備レンタル事業・野村不動産HD<3231>東京・芝浦に「フェアモント東京」開業、日本初進出ホテル・南海電気鉄道<9044>大阪市街地活性化の起爆剤、京阪HDも、複合ビルを相次ぎ開業・阪急阪神HD<9042>阪急阪神エクスプレス、南ア支店移転・倉庫併設、車関連の需要増・シスメックス<6869>ブラジル工場拡張、診断薬5割増・AGC<5201>細胞治療薬のプロセス開発サービス開始☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 6月マネタリーベース(5月:前年比-3.4%)<海外>・10:30 豪・5月小売売上高(予想:前月比+0.5%、4月:-0.1%)
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2025/07/02 08:44
注目トピックス 市況・概況
1日の米国市場ダイジェスト:NYダウは400ドル高、大型減税案の上院可決を好感
*08:37JST 1日の米国市場ダイジェスト:NYダウは400ドル高、大型減税案の上院可決を好感
■NY株式:NYダウは400ドル高、大型減税案の上院可決を好感米国株式市場はまちまち。ダウ平均は400.17ドル高の44494.94ドル、ナスダックは166.84ポイント安の20202.89で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げに慎重な姿勢を再表明したため利下げ期待の後退で、寄り付き後、まちまち。長期金利の上昇に連れ、相場は売りが先行した。その後、ISM製造業やJOLT求人件数が予想を上回ると成長継続を期待した買いにダウは上昇に転じた。上院がトランプ大統領の大型減税案連邦案を可決するとダウは続伸。ナスダックは金利高やエヌビディア(NVDA)などの下落に押され、一段安となり、まちまちで終了。セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。住宅建設会社のDRホートン(DHI)やレナー(LEN)は金利先安観に伴う売上増期待に、それぞれ上昇。バイオのアムジェン(AMGN)は開発中の胃癌治療「ベマリツズマブ」を巡る第3段階目治験の良好な結果が好感され、上昇。管理医療会社のヘルスケアのユナイテッド・ヘルス(UNH)はメモリアル・スローンケタリング・がんセンターと契約を巡る問題の解決を発表し、上昇。ヨガアパレルのルルレモン(LULU)は模倣品販売と主張し、会員制倉庫型卸売・小売り会社のコストコ(COST)を提訴し、上昇。コストコ(COST)は下落した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は最高経営責任者(CEO)のマスク氏が大型減税を巡り政府を批判、再び優遇措置の撤廃などが警戒され、下落。サラダレストランチェーンのスウィートグリーン(SL)は、アナリストが投資判断を引下げ下落した。パウエル議長はトランプ政権の関税がなければ、さらに利下げしていた可能性があると述べた。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:パウエルFRB議長は利下げに慎重、ドル売り弱まる1日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円68銭へ下落後、143円80銭まで上昇し、143円48銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測を受けたドル売りが加速したのち、予想を上回った米6月ISM製造業景況指数や5月JOLT求人件数の結果や連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げに慎重な姿勢を繰り返し、長期金利上昇に伴うドル買戻しが強まった。また、日銀の植田総裁が追加利上げに慎重な姿勢を示し円買いが後退。ユーロ・ドルは1.1816ドルから1.1761ドルまで下落し、1.1803ドルで引けた。ユーロ・円は168円60銭から、169円51銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3760ドルから1.3704ドルまで下落。ドル・スイスは0.7882フランから0.7944フランまで上昇した。■NY原油:反発で65.45ドル、ドル安を意識した買いが入るNY原油先物8月限は反発(NYMEX原油8月限終値:65.45 ↑0.34)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.34ドル(+0.52%)の65.45ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは64.67ドル-65.98ドル。アジア市場で64.67ドルまで下落したが、米国市場の序盤にかけて65.98ドルまで反発。ドル安を意識した買いが入ったようだ。通常取引終了後の時間外取引では主に65.50ドルを挟んだ水準で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 48.15ドル +0.83ドル(+1.75%)モルガン・スタンレー(MS) 141.07ドル +0.21ドル(+0.14%)ゴールドマン・サックス(GS)706.46ドル -1.29ドル(-0.18%)インテル(INTC) 22.85ドル +0.45ドル(+2.00%)アップル(AAPL) 207.82ドル +2.65ドル(+1.29%)アルファベット(GOOG) 176.91ドル -0.48ドル(-0.27%)メタ(META) 719.22ドル -18.87ドル(-2.55%)キャタピラー(CAT) 390.92ドル +2.71ドル(+0.69%)アルコア(AA) 30.20ドル +0.69ドル(+2.33%)ウォルマート(WMT) 98.24ドル +0.46ドル(+0.47%)
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2025/07/02 08:37
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いは抑制される可能性が高い
*08:29JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いは抑制される可能性が高い
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。欧州中央銀行(ECB)の政策金利は当面据え置きとなる見込み。最近のユーロ高についてECBは問題視していないため、リスク回避的なユーロ売り・円買いは抑制される可能性が高い。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・中東情勢の悪化【ユーロ買い要因】・中東情勢の改善・ECBの金融緩和サイクルは終了との見方・欧州諸国の財政拡大計画
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2025/07/02 08:29
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