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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、米中関係改善への期待

配信日時:2021/11/16 09:21 配信元:FISCO
【ブラジル】
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【ロシア】MOEX指数 4135.14 +0.33%
15日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比13.48ポイント高(+0.33%)の4135.14で取引を終了した。4111.04から4162.02まで上昇した。

前日の終値近辺でもみ合った後は後半に上げ幅をやや拡大させた。欧州市場の上昇がサポート材料となり、ロシア株も買われる展開となった。一方、ブレント原油価格が伸び悩んでいることが足かせとなった。また、景気の減速懸念などが指数の上値を抑えた。7-9月期の国内総生産(GDP)成長率について、前期の10.5%から4.5%に減速すると予測されている。

【インド】SENSEX指数 60718.71 +0.05%
15日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比32.02ポイント高(+0.05%)の60718.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.70ポイント高(+0.03%)の18109.45で取引を終えた。

買いが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。企業業績の改善が好感された。7-9月期の国内企業の平均純利益は前年同期比で46.4%増加したと報告された。また、モディ首相が2021年度の成長率について、2ケタに期待していると発言したことも、景気対策への期待を高めた。

【中国本土】上海総合指数 3533.30 -0.16%
15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.80ポイント安(-0.16%)の3533.30ポイントと3日ぶりに反落した。

16日(中国時間)の米中首脳オンライン会議を前に、米中関係改善への期待から買いが入る場面も見られたが、前週末に2週間ぶりの高値を付けていたこともあり、次第に利益確定の売りに押された。

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