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11月10日のNY為替概況

配信日時:2021/11/11 05:20 配信元:FISCO
 10日のニューヨーク外為市場でドル・円は113円20銭から114円01銭まで上昇し引けた。米10月消費者物価指数(CPI)が前年比で1990年11月以降ほぼ31年ぶり最大の伸びを記録しインフレ加速懸念が早期利上げ観測に繋がり金利上昇に伴いドル買いが加速。その後に実施された30年債入札も不調で、債券利回りの上昇に伴うさらなるドル買いに繋がった。

  
ユーロ・ドルは1.1574ドルから1.1482ドルまで下落し引けた。欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁のハト派発言を受けてユーロ売りが優勢となった。

  
ユーロ・円は131円42銭まで上昇後、130円74銭まで下落した。株安を嫌気したリスク回避の円買いが優勢となった。

 
ポンド・ドルは1.3540ドルから1.3418ドルまで下落。

ドル・スイスは0.9120フランから0.9186フランまで上昇した。



 [経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:26.7万件(予想:26.0万件、前回:27.1万件←26.9万件)・米・失業保険継続受給者数:216万人(予想:205.0万人、前回:210.1万人←210.5万人)・米・10月消費者物価指数:前年比+6.2%(予想:+5.9%、9月:+5.4%)・米・10月消費者物価コア指数:前年比+4.6%(予想:+4.3%、9月:+4.0%)・米・10月消費者物価指数:前月比+0.9%(予想:+0.6%、9月:+0.4%)・米・10月消費者物価コア指数:前月比+0.6%(予想:+0.4%、9月:+0.2%)・米・10月財政収支:-1651億ドル(予想:-1790億ドル、20年10月:-2840.71億ドル) <KY>

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