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日経平均VIは上昇、株価軟調で午後はやや警戒感強まる

配信日時:2021/11/10 13:52 配信元:FISCO
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+0.40(上昇率1.98%)の20.58と上昇している。なお、今日ここまでの高値は20.77、安値は20.08。

昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって反落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下げて始まった。その後、午前の時間帯は日経225先物がマイナス圏ながら底堅く推移し、日経VIは概ね小幅に上昇した水準で推移したが、午後は日経225先物が下げ幅を拡大し、ボラティリティーの高まりを警戒するムードの強まり、日経VIはやや上昇幅を広げている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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