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外為サマリー:1ドル112円80銭台で推移、模様眺めムードで上値重い

配信日時:2021/11/10 10:22 配信元:MINKABU
 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=112円86銭前後と前日の午後5時時点に比べ2銭程度のドル高・円安となっている。  9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=112円87銭前後と前日に比べ30銭強のドル安・円高で取引を終えた。米10月卸売物価指数(PPI)が想定通りの伸びにとどまったことを受けて米長期金利が低下すると、日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが流入した。  ただ、この日の時間外取引では米金利低下が一服しており、これを手掛かりに東京市場のドル円相場は底堅い動き。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすいこともあり、朝方には112円95銭まで持ち直す場面があった。とはいえ、今晩に米10月消費者物価指数(CPI)の発表を控えて模様眺めムードが広がっており上値は重い。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1591ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0004ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=130円82銭前後と同2銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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