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外為サマリー：１１２円７０銭台に下落、約１カ月ぶりのドル安水準に

配信日時：2021/11/09 15:42 配信元：MINKABU
　９日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後３時時点で１ドル＝１１２円７６銭前後と前日午後５時時点に比べ８０銭程度の大幅なドル安・円高。ユーロは１ユーロ＝１３０円８０銭前後と同４０銭強のユーロ安・円高で推移している。 　ドル円は、午前９時時点では１１３円２０銭前後で推移していたが、その後、ドル売り・円買いが活発化し、正午前には約１カ月ぶりとなる１１２円台に突入。午後２時過ぎには１１２円７２銭までドル安・円高が進行した。時間外の米長期金利が一時１．４６％台に低下したほか、日経平均株価が下落したこともドル売り要因に働いた。前日にクラリダ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）副議長が、来年末までに利上げの必要条件が整うとの見方を示す一方、「利上げを考えるにはまだ距離がある」と述べるなど、早期利上げに慎重な声もあることから、ドルは下値を試す展開となっている。 　ユーロは対ドルでは１ユーロ＝１．１５９９ドル前後と同０．００４０ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。 出所：MINKABU PRESS

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