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米外為市場サマリー：米利上げ観測後退で一時１１３円００銭台に軟化

配信日時：2021/11/09 08:03 配信元：MINKABU
　８日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、１ドル＝１１３円２３銭前後と前週末に比べて２０銭弱のドル安・円高。ユーロは１ユーロ＝１３１円２０銭前後とほぼ横ばいだった。 　米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のクラリダ副議長が講演で、２０２２年末までに政策金利を引き上げる必要条件が整うとの見方を示す一方、「利上げを考えるにはまだ距離がある」と述べたことなどが影響。米国の早期利上げ観測が一段と後退するなか、一時１１３円０８銭までドル安・円高が進んだ。その後はやや下げ渋る動きとなったが、９日に発表される米１０月卸売物価指数（ＰＰＩ）や１０日に発表される米１０月消費者物価指数（ＣＰＩ）を見極めたいとして戻りは鈍かった。 　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．１５８７ドル前後と前週末に比べて０．００２０ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所：MINKABU PRESS

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