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午前:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.070%に低下

配信日時:2021/11/04 12:33 配信元:MINKABU
 4日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。中国情勢に対する警戒感から安全資産とされる債券は買いが優勢だった。  日本時間きょう未明に発表された米連邦準備理事会(FRB)のテーパリング開始の意思表明は、市場想定範囲内だったことと受け止められたことで米長期金利が上昇。この流れを引き継いだ東京市場も朝方には売りが出た。ただ、売り一巡後は次第に買い直しが進み、一時前日比13銭高の151円69銭に買われた。中国商務省が冬に備え各家庭に向けて「生活必需品を備蓄しておくように」と呼びかけたことが一部で伝わったことが「台湾有事」への警戒感につながり、リスク回避目的の買いが流入した。なお、この日は10年物価連動債入札が実施される。  午前11時の先物12月限の終値は前日に比べ7銭高の151円63銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.070%だった。 出所:MINKABU PRESS

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