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午後:債券サマリー 先物は続伸、日銀オペ結果を受け強含む

配信日時:2021/11/02 15:41 配信元:MINKABU
 2日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。午前は模様眺めムードが強かったものの、午後に入ると日銀の国債買いオペ結果を手掛かりに強含む動きとなった。  前日の米長期債相場がほぼ横ばいだったことで、債券先物は手掛かり材料難のなかでスタート。2~3日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることも動きにくさにつながり、市場では量的緩和の縮小(テーパリング)開始が決まるとの見方が多い一方、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見で早期利上げに否定的な姿勢をみせるかどうかなどを見極めたいとする向きが多かった。ただ、日銀オペ結果で「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」の応札倍率がいずれも前回を下回ったことが伝えられると、売り圧力の弱さを意識した買いが流入。時間外取引で米長期金利が低下したことも支援材料となり、債券先物は午後に入ってジリジリと上げ幅を広げた。  先物12月限の終値は前日比8銭高の151円56銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.080%だった。 出所:MINKABU PRESS

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