みんかぶニュース 為替・FX

外為サマリー:1ドル113円60銭台で推移、日経平均の上昇が下支え

配信日時:2021/10/29 15:19 配信元:MINKABU
 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=113円67銭前後と前日の午後5時時点に比べて7銭程度のドル高・円安となっている。  きょうは週末・月末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすく、朝方には一時113円71銭まで強含んだ。ただ、28日に発表された米7~9月期実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を下回ったことから追随買いは広がらず、仲値(9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過すると午前10時過ぎには113円40銭近辺まで押される場面があった。とはいえ、一時350円近く下落していた日経平均株価が切り返すとリスク選好的なドル買い・円売りが流入。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の発言をきっかけとしたユーロ高・ドル安の進行が一服し、これが対円でのドル買いを誘った面もあり、午後は113円60銭台を中心に推移した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1668ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=132円62銭前後と同70銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ