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外為サマリー:1ドル113円50銭台で推移、一時強含むも株安が重荷

配信日時:2021/10/29 10:28 配信元:MINKABU
 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=113円55銭前後と前日の午後5時時点に比べ5銭程度のドル安・円高となっている。  28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=113円58銭前後と前日に比べ20銭強のドル安・円高で取引を終えた。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の発言を受けたユーロ買い・ドル売りが対円でのドル売りに波及したほか、米7~9月期実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を下回ったことが影響し、一時113円26銭まで軟化した。  ただ、NYダウが反発したことや米長期金利が上昇したことを手掛かりにドルは売り一巡後に下げ渋っており、東京市場はこの流れを引き継ぐかたちでスタート。きょうは週末・月末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすいこともあり、午前9時10分過ぎには113円71銭まで強含む場面があった。とはいえ、日経平均株価の下落が重荷となり、その後は113円50銭台に押し戻されている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1684ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=132円67銭前後と同80銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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