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午後:債券サマリー 先物は続落、日経平均の上昇が影響

配信日時:2021/10/26 15:27 配信元:MINKABU
 26日の債券市場で、先物中心限月12月限は3日続落。朝方には一時プラス圏に浮上したが、日経平均株価の反発が影響するかたちで軟化した。  原油高を受けたインフレ懸念の高まりを背景に、米長期金利は前日に一時1.67%台に上昇する場面があり、債券先物は小安くスタート。その後は押し目買いで一時151円24銭まで強含んだものの、日経平均株価が上げ幅を広げるにつれ債券への売りが徐々に優勢となった。31日投開票の衆院選を前に経済対策に伴う国債増発が意識されやすいこともあり、積極的な買い手は見当たらない状況。この日に実施された日銀の国債買いオペで「残存期間3年超5年以下」と「同5年超10年以下」の応札倍率がいずれも前回を上回り、投資家の売り意欲を示す結果となったことも重荷となり、午後には151円12銭まで値を下げる場面があった。  先物12月限の終値は前日比10銭安の151円13銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.100%だった。 出所:MINKABU PRESS

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