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午後:債券サマリー 先物は続落、一時プラス圏に浮上するも買い続かず

配信日時:2021/10/25 15:53 配信元:MINKABU
 25日の債券市場で、先物中心限月12月限は続落。午前には一時プラス圏に浮上する場面があったものの、追随買いは広がらず上値は重かった。  24日に投開票された参院補欠選挙で自民党が1勝1敗となったことで、31日に実施される衆議院選挙の行方を見極めたいとのムードが強まった。新政権の経済対策に伴う国債増発への警戒感などもくすぶるなか、債券先物は総じて軟調に推移。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が22日の討論会で早期利上げに否定的な見解を示したことを受けた米長期金利の低下が国内債の下支えとなったが、積極的に買い上がる動きはみられなかった。なお、この日に行われた流動性供給入札(対象:残存期間15.5年超39年未満)の結果は、応札倍率が2.25倍と前回の2.16倍を上回ったが、相場の反応は限定的だった。  先物12月限の終値は前週末比7銭安の151円23銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.005%上昇の0.095%だった。 出所:MINKABU PRESS

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