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米外為市場サマリー:一時114円08銭まで軟化するも下げ渋る

配信日時:2021/10/21 08:18 配信元:MINKABU
 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=114円31銭前後と前日に比べて7銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=133円16銭前後と同10銭程度のユーロ高・円安だった。  この日の東京市場で一時114円70銭近辺と2017年11月以来、約3年11カ月ぶりの高値をつけた反動からドル売り・円買いが先行。前日に一時1.67%台と5カ月ぶりの水準に上昇した米長期金利が1.6%台前半に低下したことも影響し、ドル円相場は114円08銭まで下押す場面があった。ただ、NYダウの続伸がドルの下支えとなり、売り一巡後は持ち直す動きとなった。米連邦準備理事会(FRB)のクオールズ理事が講演で「11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の縮小(テーパリング)開始を決め、22年半ばまでに終了することを支持する」と明言したことを受け、米長期金利が1.6%台半ばに強含んだこともあり、114円30銭台に下げ渋った。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1651ドル前後と前日に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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