みんかぶニュース 個別・材料

トヨタは冴えない、1ドル111円台半ばへの円安進行も懸念材料山積

配信日時:2021/10/06 09:09 配信元:MINKABU
 トヨタ自動車<7203.T>は株式分割後下値模索が続いていたが、きょうも売り買い交錯のなかやや売りに押される展開となっている。前日の米国株市場で主要株指数が揃って上昇したことで足もとのリスク回避の売り圧力が一服。更に外国為替市場で米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売りの動きが強まっており、1ドル=111円台半ばの推移と円安が進んでいることで、輸出採算向上の思惑は株価にプラス材料だ。同社の22年3月期通期想定為替レートは1ドル=105円に設定されており、実勢はそれより6円50銭前後も円安に振れている。ただ、警戒材料も多い。中国の景気減速懸念は拭えず、半導体不足や新型コロナウイルスによる生産設備への影響などサプライチェーン問題が株価の重石となっている。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ