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米外為市場サマリー:米金利低下を受け一時110円90銭台に軟化

配信日時:2021/10/04 08:22 配信元:MINKABU
 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=111円05銭前後と前日に比べて20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=128円79銭前後と同10銭弱のユーロ安・円高だった。  米商務省が発表した8月の個人消費支出で、エネルギー・食品を除くコア指数が前年同期比3.6%上昇と伸び率が前月と同じだったことから過度な米インフレ懸念が後退。これを受けて米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いに押されるかたちで一時110円91銭まで軟化した。ただ、その後にミシガン大学が発表した9月の消費者態度指数(確報値)が72.8と市場予想(71.0程度)を上回ったことや、米サプライマネジメント協会が発表した9月の米製造業景況感指数が61.1と市場予想(59.6程度)に反して上昇したことがドルの下支えとなり、111円10銭台まで下げ渋る場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1596ドル前後と前日に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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