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外為サマリー:1ドル111円10銭台に軟化、日経平均の一段安が影響

配信日時:2021/10/01 15:18 配信元:MINKABU
 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=111円19銭前後と前日の午後5時時点に比べて70銭弱のドル安・円高となっている。  足もとでの急ピッチなドル上昇に対する警戒感に加え、9月30日の米市場で株安・債券高(金利は低下)となったことが影響し、同日の外為市場でドル売り・円買いが優勢となった流れを引き継いだ。朝方には時間外取引で米長期金利が1.5%台を回復したことを手掛かりに111円49銭まで持ち直す場面もみられたが、米長期金利が再び1.4%台に低下したのをきっかけに日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが流入。続落して始まった日経平均株価が下げ幅を広げると、ドル円相場は前日の安値111円24銭を下抜け、午後1時00分過ぎには一時111円11銭近辺まで軟化した。その後はやや下げ渋る動きとなったが、今晩に米8月個人消費支出(PCE)や米9月ISM製造業景況感指数といった重要経済指標の発表を控えているとあって積極的には動きにくく戻りは鈍かった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1577ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=128円73銭前後と同1円10銭弱のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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