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午前:債券サマリー 先物は大幅反発、長期金利0.045%に低下

配信日時:2021/10/01 12:23 配信元:MINKABU
 1日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は大幅反発。日経平均株価が大きく値を下げるなか、債券にはリスク回避目的で買いが流入した。  前日9月30日の米債券相場は続伸した流れを引き継ぐかたちで債券先物は買い優勢でスタート。日銀が朝方に発表した9月の短観で、大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス18と市場予想を反して5四半期連続で改善した。これを受けて買い一巡後は伸び悩む場面があったが、米債務上限問題や中国経済の減速リスクを背景に日経平均株価や時間外取引のNYダウ先物がともに下落したことで、投資家のリスク回避姿勢が強まったことも債券相場を押し上げる要因となった。なお、この日は国債入札や、国債買い入れオペといった需給面の材料が予定されていない。  午前11時の先物12月限の終値は前日に比べ27銭高の151円64銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.020%低下の0.045%だった。 出所:MINKABU PRESS

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