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外為サマリー:1ドル111円40銭前後で推移、ドル先高観根強く下げ渋る

配信日時:2021/10/01 10:22 配信元:MINKABU
 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=111円40銭前後と前日の午後5時時点に比べ40銭強のドル安・円高となっている。  9月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=111円29銭前後と前日に比べ60銭強のドル安・円高で取引を終えた。足もとでの急ピッチなドル上昇に対する反動が出たほか、米株安や米金利低下も重荷となり一時111円24銭まで軟化した。  ただ、米金融政策の早期正常化観測を背景としたドルの先高観は根強く、東京市場のドル円相場は下げ渋る展開。この日の時間外取引で米長期金利の低下が一服していることもドルの支えとなり、午前9時頃には111円49銭まで持ち直す場面があった。なお、日銀が朝方発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はプラス18と市場予想(プラス13)を上回ったが、ドル円相場の反応は限定的だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1565ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=128円83銭前後と同1円00銭弱のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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