みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:株安や金利低下が影響し111円20銭台に軟化

配信日時:2021/10/01 07:51 配信元:MINKABU
 9月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=111円29銭前後と前日に比べて60銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=128円88銭前後と同90銭強のユーロ安・円高だった。  米金融政策の早期正常化観測を背景に欧州市場で一時112円08銭と約1年7カ月ぶりのドル高・円安水準をつけたが、ニューヨーク市場では急ピッチな上昇に対する警戒感からドル売りが先行。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が36万2000件と市場予想(33万5000件程度)に反して増加したことや、シカゴ購買部協会が発表した9月の景気指数が64.7と市場予想(65.0程度)を下回ったこともドルの重荷となった。米株式市場で主要指数が下落したことや米長期金利が低下したことも影響し、ドル円相場は111円24銭まで軟化する場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1580ドル前後と前日に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ