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午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.060%に低下

配信日時:2021/09/29 15:45 配信元:MINKABU
 29日の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。米債券安を受けた売りは朝方で一巡し、その後は押し目買いが入り切り返した。  米金融政策の早期正常化観測から米長期金利の上昇が続いており、28日には一時1.56%台と約3カ月ぶりの高水準をつけた。ただ、東京市場の債券先物は前日に急落していたことから値ごろ感が意識されやすく、安寄り後はすぐに持ち直した。また、前日の米株式市場で主要指数が大幅安となった流れが波及するかたちで日経平均株価が急落し、投資家のリスク回避姿勢が強まったことが安全資産とされる債券に買いを促した面もあった。午後には日銀の国債買いオペ結果が好感されたほか、時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことが手掛かり材料となり、債券先物は151円54銭まで上伸する場面があった。なお、日銀オペの結果は「残存期間3年超5年以下」の応札倍率が1.99倍(前回は3.11倍)、「同5年超10年以下」の倍率は2.27倍(同2.59倍)となり、いずれも需給の良さが示された。  先物12月限の終値は前日比5銭高の151円42銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.060%だった。 出所:MINKABU PRESS

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