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午前:債券サマリー 先物は横ばい、株高を警戒も下値では買い流入

配信日時:2021/09/27 11:57 配信元:MINKABU
 27日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は横ばい。米長期金利の上昇や日経平均株価の上昇が重荷となり、安全資産とされる債券には売りが先行したが、下値では買いが流入した。  債券先物は売り優勢でスタート。前週末24日の米連邦準備理事会(FRB)高官によるテーパリングの早期実現などタカ派的な発言が相次いだことを背景に、同日の米債券相場が下落した流れを引き継いだ。また、国内では新型コロナウイルスの新規感染者数が減少し緊急事態宣言の解除に伴い国内経済の正常化に向かうとの期待から株高となったことも重荷となった。ただ、今週の米市場で、米9月の消費者信頼感指数や米9月ISM製造業景気指数など重要指標の発表も控えていることから下値は限定的で、その後は下げ渋る展開となった。なお、この日は国債入札や、国債買い入れオペといった需給面の材料が予定されていない。  午前11時の先物12月限の終値は前週末に比べ横ばいの151円62銭だった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末比横ばいの0.050%だった。 出所:MINKABU PRESS

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