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外為サマリー:1ドル110円40銭台で推移、投資家心理改善でドル買い・円売り優勢

配信日時:2021/09/24 15:20 配信元:MINKABU
 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=110円48銭前後と祝日前22日の午後5時時点に比べて1円00銭強のドル高・円安となっている。  前日のニューヨーク市場でドル高・円安が進んだ流れを引き継いだ。米連邦準備理事会(FRB)が22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げ開始時期の前倒しと量的緩和の縮小(テーパリング)の年内開始を示唆し、これを手掛かりに米長期金利が上昇していることから日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが流入。また、中国不動産大手の中国恒大集団を巡る債務不安が和らぐなか、日経平均株価が急反発したこともドル円相場を押し上げる要因となった。仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)通過後は上値が重くなる場面もあったが、午後に入ると投資家心理の改善を背景としたドル買い・円売りが再び優勢となり、8日につけた直近高値110円45銭を上抜けた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1737ドル前後と22日の午後5時時点に比べて0.0008ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=129円66銭前後と同1円30銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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