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午前:債券サマリー 先物は反落、長期金利0.045%に上昇

配信日時:2021/09/24 12:31 配信元:MINKABU
 24日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。投資家がリスク資産を選好する動きを強めるなか、相対的に安全資産とされる債券は売りが優勢だった。  中国恒大集団が人民元建ての社債の利払いを実施すると発表したことを受けて、市場が材料視していた同社の債務問題の懸念が後退。また、米連邦準備理事会(FRB)が開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)は、次回11月の会合でのテーパリング(量的緩和の縮小)開始決定を示唆したもので、ほぼ想定通りの内容だった。こうしたなか、米金融緩和が縮小に向かうとの見方が優勢となり、前日のNYダウが大幅続伸となった半面、米長期金利も上昇し、この流れが東京市場に波及した。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同25年超」を対象とする国債買いオペを通知した。  午前11時の先物12月限の終値は22日に比べ21銭安の151円65銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、22日比0.015%上昇の0.045%だった。 出所:MINKABU PRESS

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