注目トピックス 日本株
アイリックコーポレーション---25年6月期2ケタ増収増益、全てのセグメントで売上高が伸長
配信日時:2025/08/18 14:44
配信元:FISCO
*14:44JST アイリックコーポレーション---25年6月期2ケタ増収増益、全てのセグメントで売上高が伸長
アイリックコーポレーション<7325>は14日、2025年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比19.0%増の94.24億円、営業利益が同49.7%増の7.41億円、経常利益が同39.7%増の7.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.8%増の4.35億円となった。
保険販売事業の売上高は前期比20.8%増の58.25億円、セグメント利益は同16.6%減の5.01億円となった。直営店部門は、顧客層をターゲット化した効率的なWeb広告やSNS施策などを継続して実施した。また、店頭での集客施策も強化した結果、Web及び店舗での来店予約数は増加し、新規来店件数が過去最高を更新する20,065人(前期比14.5%増)と好調に推移した。広告宣伝費の投下先としては、Web広告をメインとしており、動画広告などの新たな施策の活用などによりWebからの新規来店件数は同21.0%増となった。直営店舗数は、2024年8月に株式会社人生設計より事業譲受した6店舗を含め8店舗の純増(11店舗オープン、3店舗クローズ)となり、また、一時払い終身保険や変額保険等の特定商品の販売が伸びたこともあり、成約件数は16,270件(同14.0%増)となった。前第2四半期より連結子会社化したライフアシストについては、保険募集人の新規採用の強化など先行投資を実施した結果、増収減益となった。法人営業部門は、当初の計画どおりに進捗し、売上高及び営業利益は前年同期を上回る結果となった
ソリューション事業の売上高は同3.4%増の22.30億円、セグメント利益は同32.8%増の7.43億円となった。AS部門は、ASシリーズのユーザーのうち代理店・金融機関向けは6,784ID(前期比2.6%増)と増加した一方、保険会社向けのID数は、大手取引先1社との契約解除の影響等により4,831ID(同13.1%減)となった。代理店・金融機関向けに2025年6月に生成AIを活用し各保険会社の約款・取扱規定等を集約した「AS FiNDER(エーエス ファインダー)」をリリースするなど、ASシリーズのストックの売上高は、堅調に推移したが、受託開発などのフローの売上高は、前期に「スマートOCR」の大型契約を計上している影響などにより、前期を下回った。FC部門は、6月末のFC店舗数が前期末より3店舗増の196店舗(20店舗オープン、17店舗クローズ)となった。Web広告によりFC店舗への送客数も増加したため、保険手数料収入が増加した。
システム事業の売上高は同45.1%増の13.68億円、セグメント利益は同1.66億円(前期は0.13億円の損失)となった。子会社のインフォディオは、前期に営業強化のために積極的に人材を確保した結果、官公庁や大手企業、ソリューション事業と連携した銀行や生命保険会社などの金融機関から「スマートOCR」関連の新規導入が増加した。また、既存のサービスの利用が増えたことで、サブスクリプション収益やリカーリング収益も好調に推移した。さらに、新サービスのエンタープライズサーチ「brox」に関して複数の大手企業グループに新規導入があり、引き続き多くの引き合いを受けている。
2026年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比19.8%増の112.88億円、営業利益が同13.9%増の8.44億円、経常利益が同12.7%増の8.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.4%増の5.07億円を見込んでいる。
また、2026年6月期の配当については、中間配当と期末配当の年2回実施に加えて、前期1株当たり25.00円だった普通配当を7.00円増配し、32.00円(中間配当16.00円、期末配当16.00円)とすることを発表した。
<AK>
保険販売事業の売上高は前期比20.8%増の58.25億円、セグメント利益は同16.6%減の5.01億円となった。直営店部門は、顧客層をターゲット化した効率的なWeb広告やSNS施策などを継続して実施した。また、店頭での集客施策も強化した結果、Web及び店舗での来店予約数は増加し、新規来店件数が過去最高を更新する20,065人(前期比14.5%増)と好調に推移した。広告宣伝費の投下先としては、Web広告をメインとしており、動画広告などの新たな施策の活用などによりWebからの新規来店件数は同21.0%増となった。直営店舗数は、2024年8月に株式会社人生設計より事業譲受した6店舗を含め8店舗の純増(11店舗オープン、3店舗クローズ)となり、また、一時払い終身保険や変額保険等の特定商品の販売が伸びたこともあり、成約件数は16,270件(同14.0%増)となった。前第2四半期より連結子会社化したライフアシストについては、保険募集人の新規採用の強化など先行投資を実施した結果、増収減益となった。法人営業部門は、当初の計画どおりに進捗し、売上高及び営業利益は前年同期を上回る結果となった
ソリューション事業の売上高は同3.4%増の22.30億円、セグメント利益は同32.8%増の7.43億円となった。AS部門は、ASシリーズのユーザーのうち代理店・金融機関向けは6,784ID(前期比2.6%増)と増加した一方、保険会社向けのID数は、大手取引先1社との契約解除の影響等により4,831ID(同13.1%減)となった。代理店・金融機関向けに2025年6月に生成AIを活用し各保険会社の約款・取扱規定等を集約した「AS FiNDER(エーエス ファインダー)」をリリースするなど、ASシリーズのストックの売上高は、堅調に推移したが、受託開発などのフローの売上高は、前期に「スマートOCR」の大型契約を計上している影響などにより、前期を下回った。FC部門は、6月末のFC店舗数が前期末より3店舗増の196店舗(20店舗オープン、17店舗クローズ)となった。Web広告によりFC店舗への送客数も増加したため、保険手数料収入が増加した。
システム事業の売上高は同45.1%増の13.68億円、セグメント利益は同1.66億円(前期は0.13億円の損失)となった。子会社のインフォディオは、前期に営業強化のために積極的に人材を確保した結果、官公庁や大手企業、ソリューション事業と連携した銀行や生命保険会社などの金融機関から「スマートOCR」関連の新規導入が増加した。また、既存のサービスの利用が増えたことで、サブスクリプション収益やリカーリング収益も好調に推移した。さらに、新サービスのエンタープライズサーチ「brox」に関して複数の大手企業グループに新規導入があり、引き続き多くの引き合いを受けている。
2026年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比19.8%増の112.88億円、営業利益が同13.9%増の8.44億円、経常利益が同12.7%増の8.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.4%増の5.07億円を見込んでいる。
また、2026年6月期の配当については、中間配当と期末配当の年2回実施に加えて、前期1株当たり25.00円だった普通配当を7.00円増配し、32.00円(中間配当16.00円、期末配当16.00円)とすることを発表した。
<AK>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況