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ビューティカダンホールディングス---25年6月期増収・純利益増、生花卸売事業の売上高・利益が順調に伸長
配信日時:2025/08/14 19:10
配信元:FISCO
*19:10JST ビューティカダンホールディングス---25年6月期増収・純利益増、生花卸売事業の売上高・利益が順調に伸長
ビューティカダンホールディングス<3041>は14日、2025年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比8.9%増の76.02億円、営業損失が0.05億円(前期は0.84億円の利益)、経常利益が同95.3%減の0.04億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同50.6%増の0.42億円となった。
生花祭壇事業の売上高は前期比5.5%増の40.77億円、営業利益は同34.4%減の2.18億円となった。葬儀業界全体としては市場の拡大傾向が続いているものの、小規模葬儀の普及により、葬儀単価は全国的に下落傾向にある。こうした状況を踏まえ、同社では中期経営計画に基づく各種戦略を推進するとともに、葬儀の小型化に対応した新たなサービスの展開や新商品の投入などに取り組んできた。その結果、売上は堅調に推移したものの、原材料費や人件費の上昇等の影響を受け、営業利益は減益となった。
生花卸売事業の売上高は同14.1%増の25.54億円、営業利益は同77.9%増の0.58億円となった。100%子会社のマイ・サクセスにおいて、これまで進めていた業務効率化に加え、同社グループとしての更なる競争力強化を図っているが、当期間においては、天候や需給動向の影響により相場の変動が大きく、期中を通じて不安定な市況が続いた。前半は価格の上昇が収益に寄与したものの、後半には相場が軟化する局面も見られた。こうした環境下においても、取扱数量の拡大や販売体制の強化などに取り組んだ結果、売上高は増収となった。また、同事業では引き続き生花卸売事業(国内流通)と生花祭壇事業とのシナジー追求を図りながら、販売価格への適正な転嫁、取扱品目の見直し、ならびに販管費のコントロールに取り組んできた。これらの施策により原価上昇の影響を一定程度吸収し、営業利益は増益となった。
ブライダル装花事業の売上高は、1件あたりの単価が回復(上昇)傾向にあったものの、件数が減少したため、同5.0%減の3.35億円、営業損失は0.21億円(前期は0.02億円の損失)となった。少子化や未婚化に伴い婚姻件数は減少を続けており、加えて挙式を行わない「ナシ婚」の広がりにより、従来型の挙式スタイルへの需要も変化している。一方で、晩婚化による単価上昇やパーソナライズ志向の浸透、体験価値を重視する層の増加により、ブライダル市場は質を重視する方向へと移行し、一定の需要を維持してきた。その中で新型コロナウイルスの影響により挙式需要は一時的に大きく減少したが、現在は少人数・高付加価値型を中心に、回復基調で推移している。このような状況の中、同事業では関西・九州エリアにおける既存顧客・エリアへの深堀による受注増、同エリアでの新規取引先拡大、リテール部門の売上拡大・利益率改善に取り組んできたが、売上減、原価や人件費高騰の影響を受け、損失となった。
その他の事業の売上高は同20.7%増の6.34億円、営業損失は0.29億円(同0.02億円の損失)となった。システム開発事業、冠婚葬祭に関する企画並びにコンサルタント業務、就労継続支援事業、農業、レストラン事業を行っている。当年度においては、システム開発事業においてインボイス対応の特需があった前期との比較では減少した一方で、新たにレストラン事業が加わったこと等により、売上高は増収となった。損益面では農業部門において連作障害に伴う生産量減少の影響等により、損失となった。なお、システム開発事業を担っていたSHFの全株式を、2025年6月30日付で譲渡している。
2026年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比1.3%増の77.00億円、営業利益は1.20億円、経常利益は0.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同7.0%減の0.40億円を見込んでいる。
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生花祭壇事業の売上高は前期比5.5%増の40.77億円、営業利益は同34.4%減の2.18億円となった。葬儀業界全体としては市場の拡大傾向が続いているものの、小規模葬儀の普及により、葬儀単価は全国的に下落傾向にある。こうした状況を踏まえ、同社では中期経営計画に基づく各種戦略を推進するとともに、葬儀の小型化に対応した新たなサービスの展開や新商品の投入などに取り組んできた。その結果、売上は堅調に推移したものの、原材料費や人件費の上昇等の影響を受け、営業利益は減益となった。
生花卸売事業の売上高は同14.1%増の25.54億円、営業利益は同77.9%増の0.58億円となった。100%子会社のマイ・サクセスにおいて、これまで進めていた業務効率化に加え、同社グループとしての更なる競争力強化を図っているが、当期間においては、天候や需給動向の影響により相場の変動が大きく、期中を通じて不安定な市況が続いた。前半は価格の上昇が収益に寄与したものの、後半には相場が軟化する局面も見られた。こうした環境下においても、取扱数量の拡大や販売体制の強化などに取り組んだ結果、売上高は増収となった。また、同事業では引き続き生花卸売事業(国内流通)と生花祭壇事業とのシナジー追求を図りながら、販売価格への適正な転嫁、取扱品目の見直し、ならびに販管費のコントロールに取り組んできた。これらの施策により原価上昇の影響を一定程度吸収し、営業利益は増益となった。
ブライダル装花事業の売上高は、1件あたりの単価が回復(上昇)傾向にあったものの、件数が減少したため、同5.0%減の3.35億円、営業損失は0.21億円(前期は0.02億円の損失)となった。少子化や未婚化に伴い婚姻件数は減少を続けており、加えて挙式を行わない「ナシ婚」の広がりにより、従来型の挙式スタイルへの需要も変化している。一方で、晩婚化による単価上昇やパーソナライズ志向の浸透、体験価値を重視する層の増加により、ブライダル市場は質を重視する方向へと移行し、一定の需要を維持してきた。その中で新型コロナウイルスの影響により挙式需要は一時的に大きく減少したが、現在は少人数・高付加価値型を中心に、回復基調で推移している。このような状況の中、同事業では関西・九州エリアにおける既存顧客・エリアへの深堀による受注増、同エリアでの新規取引先拡大、リテール部門の売上拡大・利益率改善に取り組んできたが、売上減、原価や人件費高騰の影響を受け、損失となった。
その他の事業の売上高は同20.7%増の6.34億円、営業損失は0.29億円(同0.02億円の損失)となった。システム開発事業、冠婚葬祭に関する企画並びにコンサルタント業務、就労継続支援事業、農業、レストラン事業を行っている。当年度においては、システム開発事業においてインボイス対応の特需があった前期との比較では減少した一方で、新たにレストラン事業が加わったこと等により、売上高は増収となった。損益面では農業部門において連作障害に伴う生産量減少の影響等により、損失となった。なお、システム開発事業を担っていたSHFの全株式を、2025年6月30日付で譲渡している。
2026年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比1.3%増の77.00億円、営業利益は1.20億円、経常利益は0.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同7.0%減の0.40億円を見込んでいる。
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