注目トピックス 日本株

新興市場銘柄ダイジェスト:令和AHは大幅に反落、トランスGGがストップ高

配信日時:2025/07/23 15:53 配信元:FISCO
*15:53JST 新興市場銘柄ダイジェスト:令和AHは大幅に反落、トランスGGがストップ高 <296A> 令和AH  701  -96
大幅に反落。26年3月期第1四半期(25年4-6月)の営業利益を3.64億円と発表している。前年同期実績は非開示。通期予想は前期比8.9%増の16.28億円で据え置いた。また、業績の順調な推移などを勘案し、中間配当予想を従来の11.50円から12.00円に増額修正した。年間配当予想は25.50円(従来予想25.00円)。決算内容は堅調だったものの、発表前に先回りで買われていたこともあり、材料出尽くし感で売りが先行しているようだ。

<155A> 情報戦略  561  +29
年初来高値。AI人材育成やAI導入支援サービスを提供するx3d(クロスサード、東京都港区)と業務提携すると18日に開示し、引き続き買い材料視されている。将来的な企業価値の向上を目指す施策の一環で、x3dが持つ先進的なAI知見や人材育成のノウハウと自社グループが展開する大手優良企業向けのシステム内製支援サービスを融合させる。不足しているAI専門人材の育成は需要があるとの期待から買い優勢となっているようだ。

<5597> ブルーイノベ  1843  +153
一時ストップ高。NTT<9432>グループのNTTイードローン(埼玉県朝霞市)と販売パートナー契約を締結すると発表している。23日からブルーイノベーションが国内総代理店を務める屋内点検用球体ドローン「ELIOS 3」の販売を開始する。社会インフラの点検・維持管理の需要が急増する中、閉所・高所・暗所など危険環境への対応力を強化し、より高度で多様なインフラ点検ソリューションを提供する狙い。

<2342> トランスGG  226  +50
ストップ高を付け、年初来高値を更新した。総合研究支援事業などを手掛けるエーセル(神奈川県相模原市)と業務提携契約を締結すると発表している。両社の技術を融合させ、食品臨床試験分野での高付加価値サービス体制を構築する。エーセルはヒト細胞等in vitro(試験管内・培養器内)試験サービスに特化したオーダーメイドの研究支援を強みにしており、業務提携でサービスの提供範囲を拡大できるとしている。

<4060> rakumo  1047  +34
年初来高値。人材に特化したITサービスを提供するエージェントシェア(東京都中央区)の株式を取得し、子会社化すると発表している。取得価額は概算で6.34億円、異動後の議決権所有割合は100%。子会社化で自社グループのパートナー網、両社の顧客基盤活用による両社サービスの利用社数拡大、グループ開発チームによるエージェントシェアのプロダクト強化などに取り組むとしている。

<4978> リプロセル  212  +15
大幅に4日ぶり反発。臨床グレードのiPS細胞について、米食品医薬品局(FDA)のドラッグマスターファイル(DMF)登録を完了したと発表している。今回登録されたDMFには、FDAの要件に基づくドナー適格性の評価、iPS細胞の樹立方法、品質評価、製造に使用した試薬等に関する詳細情報が含まれる。今後米国で承認申請を行う企業にとって、リプロセルのiPS細胞を用いた製品の申請手続きがより円滑に進められるようになるとしている。 <ST>

Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

ニュースカテゴリ