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前場に注目すべき3つのポイント~仮想通貨関連や決算を手掛かりとした物色~
配信日時:2025/07/14 08:44
配信元:FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~仮想通貨関連や決算を手掛かりとした物色~
14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■仮想通貨関連や決算を手掛かりとした物色
■良品計画、3Q営業利益 39.9%増 594億円、通期上方修正
■前場の注目材料:EU・メキシコに関税30%、トランプ氏表明、8月1日から
■仮想通貨関連や決算を手掛かりとした物色
14日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが279ドル安、ナスダックは45ポイント安だった。トランプ米大統領は10日、カナダからの輸入品に対して35%の関税を8月1日から課すと自身のSNSに投稿した。関税策による経済やインフレへの影響が懸念され売りが先行した。シカゴ連銀のグールズビー総裁が新たな関税の脅威が利下げを遅らせかねないと言及、インフレ長期化で米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ期待も後退した。シカゴ日経225先物は大阪比5円安の39505円。円相場は1ドル=147円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、こう着感の強い相場展開になりそうだ。トランプ関税に対する警戒感が根強いなか、トランプ大統領は12日、EU(欧州連合)とメキシコからの輸入品に、8月1日から30%の関税を課すと自身のSNSに投稿した。国内ではベッセント米財務長官が19日、大阪・関西万博で予定されている米国のナショナルデーに参加するため来日する。日米通商協議が行われる可能性があるため、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。
また、先週末はファーストリテ<9983>の決算を受けた急落が日経平均株価の重荷になった。下げ止まりの動きがみられるようだと自律反発が意識される可能性がある一方で、米国では大手銀行の決算発表が本格化してくるため、決算を受けた米国市場の動向を確認したいところであろう。そのため、積極的な売買は手控えられやすく、決算を手掛かりとした個別物色が中心になりやすい。
また、暗号資産(仮想通貨)ビットコインが円建てで最高値を更新したほか、AI関連などテーマ性のある銘柄には短期的な値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。なお、11日引け後に決算を発表したところでは、タキヒヨー<9982>、SUMINOE<3501>、スタジオアタオ<3550>、テーオーHD<9812>、ARアドバンスト<5578>、リンガーハット<8200>、日本エンター<4829>、エストラスト<3280>、セイヒョー<2872>、識学<7049>、Cocolive<137A>、IKホールディングス<2722>、ココナラ<4176>などが注目される。
■良品計画、3Q営業利益 39.9%増 594億円、通期上方修正
良品計画<7453>が発表した2025年8月期第3四半期の連結業績は、営業収益が前年同期比19.2%増の5910億9300万円、営業利益は同39.9%増の594億600万円だった。営業収益および各段階利益は増収増益となり、第3四半期累計ベースでいずれも過去最高を更新した。営業収益は、国内外での新規出店に伴う店舗数の増加に加え、売上が順調に推移したことで増収となった。あわせて2025年8月期業績予想の修正を発表。営業収益は7700億円から7760億円、営業利益を670億円から700億円に上方修正した。
■前場の注目材料
・米原油先物相場は上昇(68.45、+1.88)
・為替相場は円安・ドル高(147.20-30)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・EU・メキシコに関税30%、トランプ氏表明、8月1日から
・サイバー攻撃、民間を直撃、脅威への感度、海外に学ぶ
・給与増減率、開示義務化へ、有価証券報告書
・台湾有事、役割明確に、英紙報道、米が日豪に求める
・インド投資加速、国内メーカー、内需旺盛
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 5月コア機械受注(予想:前月比-1.5%、4月:-9.1%)
<海外>
・中・6月貿易収支(予想:+1132億ドル、5月:+1032.2億ドル) <ST>
■仮想通貨関連や決算を手掛かりとした物色
■良品計画、3Q営業利益 39.9%増 594億円、通期上方修正
■前場の注目材料:EU・メキシコに関税30%、トランプ氏表明、8月1日から
■仮想通貨関連や決算を手掛かりとした物色
14日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが279ドル安、ナスダックは45ポイント安だった。トランプ米大統領は10日、カナダからの輸入品に対して35%の関税を8月1日から課すと自身のSNSに投稿した。関税策による経済やインフレへの影響が懸念され売りが先行した。シカゴ連銀のグールズビー総裁が新たな関税の脅威が利下げを遅らせかねないと言及、インフレ長期化で米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ期待も後退した。シカゴ日経225先物は大阪比5円安の39505円。円相場は1ドル=147円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、こう着感の強い相場展開になりそうだ。トランプ関税に対する警戒感が根強いなか、トランプ大統領は12日、EU(欧州連合)とメキシコからの輸入品に、8月1日から30%の関税を課すと自身のSNSに投稿した。国内ではベッセント米財務長官が19日、大阪・関西万博で予定されている米国のナショナルデーに参加するため来日する。日米通商協議が行われる可能性があるため、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。
また、先週末はファーストリテ<9983>の決算を受けた急落が日経平均株価の重荷になった。下げ止まりの動きがみられるようだと自律反発が意識される可能性がある一方で、米国では大手銀行の決算発表が本格化してくるため、決算を受けた米国市場の動向を確認したいところであろう。そのため、積極的な売買は手控えられやすく、決算を手掛かりとした個別物色が中心になりやすい。
また、暗号資産(仮想通貨)ビットコインが円建てで最高値を更新したほか、AI関連などテーマ性のある銘柄には短期的な値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。なお、11日引け後に決算を発表したところでは、タキヒヨー<9982>、SUMINOE<3501>、スタジオアタオ<3550>、テーオーHD<9812>、ARアドバンスト<5578>、リンガーハット<8200>、日本エンター<4829>、エストラスト<3280>、セイヒョー<2872>、識学<7049>、Cocolive<137A>、IKホールディングス<2722>、ココナラ<4176>などが注目される。
■良品計画、3Q営業利益 39.9%増 594億円、通期上方修正
良品計画<7453>が発表した2025年8月期第3四半期の連結業績は、営業収益が前年同期比19.2%増の5910億9300万円、営業利益は同39.9%増の594億600万円だった。営業収益および各段階利益は増収増益となり、第3四半期累計ベースでいずれも過去最高を更新した。営業収益は、国内外での新規出店に伴う店舗数の増加に加え、売上が順調に推移したことで増収となった。あわせて2025年8月期業績予想の修正を発表。営業収益は7700億円から7760億円、営業利益を670億円から700億円に上方修正した。
■前場の注目材料
・米原油先物相場は上昇(68.45、+1.88)
・為替相場は円安・ドル高(147.20-30)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・EU・メキシコに関税30%、トランプ氏表明、8月1日から
・サイバー攻撃、民間を直撃、脅威への感度、海外に学ぶ
・給与増減率、開示義務化へ、有価証券報告書
・台湾有事、役割明確に、英紙報道、米が日豪に求める
・インド投資加速、国内メーカー、内需旺盛
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 5月コア機械受注(予想:前月比-1.5%、4月:-9.1%)
<海外>
・中・6月貿易収支(予想:+1132億ドル、5月:+1032.2億ドル) <ST>
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