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前場に注目すべき3つのポイント~トランプ発言で押し目買い意欲強まる~
配信日時:2025/06/24 08:53
配信元:FISCO
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~トランプ発言で押し目買い意欲強まる~
24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■トランプ発言で押し目買い意欲強まる
■壱番屋、1Q営業利益 17.2%増 12.66億円
■前場の注目材料:パナソニックHD、構造改革で“脱悪循環”、注力領域を明確化
■トランプ発言で押し目買い意欲強まる
24日の日本株市場は、買い優勢の相場展開が見込まれる。23日の米国市場はNYダウが374ドル高、ナスダックは183ポイント高だった。イランはカタールの米軍基地に報復攻撃を行ったが、事前に通告していたことで報復は限定的と受け止められた。地政学リスクへの過度な警戒感が和らぐなかで原油相場が急落したことが買い戻しに向かわせた。また、米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長が7月の利下げを支持したことが伝わり、早期利下げ観測が支援材料になった。シカゴ日経225先物は大阪比190円高の38590円。円相場は1ドル=145円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。また、トランプ米大統領は、イスラエルとイランが暫定的な停戦に合意したと、自身のSNSに投降したと報じられている。地政学リスクへの警戒が一段と和らぐ可能性が高まるなか、朝方はインデックスに絡んだ買いが入りやすいだろう。
日経225先物はナイトセッションで38620円と高値で終えており、ボリンジャーバンドの+1σを上回ってきた。+2σが位置する38940円辺りが意識されてきそうだ。イスラエルとイランによる停戦合意の発表待ちになるなか、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。グローベックス米株先物も強含みで推移しているため、ややギャップスタートになりそうである。
インデックス主導の上昇になりやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型を牽引する可能性がある。一方で、原油先物相場の急落によって資源株には利益確定の売りが入りやすいほか、防衛関連にも利食いが入りそうである。そのほか、リスク選好に向かわせることで、個人主体による中小型株へも短期的な値幅取り狙いの動きが活発になるだろう。
■壱番屋、1Q営業利益 17.2%増 12.66億円
壱番屋<7630>が発表した2026年2月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比10.5%増の157億5000万円、営業利益は同17.2%増の12億6600万円だった。利益面については、米を始めとする食材の仕入価格や本部経費等のコスト増があったものの、売上高が好調に推移したこと等から各利益項目共に増益となった。
■前場の注目材料
・イスラエルとイラン、停戦合意とトランプ発言
・NYダウは上昇(42581.78、+374.96)
・ナスダック総合指数は上昇(19630.98、+183.57)
・SOX指数は上昇(5244.30、+32.83)
・シカゴ日経225先物は上昇(38590、+190)
・VIX指数は低下(19.83、-0.79)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・パナソニックHD<6752>構造改革で“脱悪循環”、注力領域を明確化
・KDDI<9433>ローソンと、高輪に未来型コンビニ開業
・富士通<6702>社長「中計達成へ前進」、成長戦略に手応え
・豊田通商<8015>社長・今井斗志光氏、アフリカ、10年で売上高3倍
・豊田通商<8015>韓国LGエナジーと、米に車載用電池のリサイクル合弁
・東京海上HD<8766>社長・小池昌洋氏、社会課題解決で利益拡大
・三菱UFJ<8306>NTTデータと半導体供給網を強靭化、まず九州、投資判断を支援
・ホンダ<7267>米で配送用の小型電動車量産、脱炭素に貢献
・カナデビア<7004>オマーンLNGと連携、メタン製造設備建設
・FOOD & LIFE COMPANIES<3563>遠隔給餌で効率ブリ養殖、ヤンマーと三重でシステム実証
・ルネサス<6723>成長戦略に懸念、協業の米SiC大手が苦境
・TDK<6762>米QEIから高周波電源買収、半導体装置向け
・AGC<5201>簡単窓付けカメラを発売、防犯・人流解析に活用
・三菱ケミカルG<4188>中国の樹脂工場移転
・鹿島<1812>建機4種連携「盛土」自動化、積み込みから転圧
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■トランプ発言で押し目買い意欲強まる
■壱番屋、1Q営業利益 17.2%増 12.66億円
■前場の注目材料:パナソニックHD、構造改革で“脱悪循環”、注力領域を明確化
■トランプ発言で押し目買い意欲強まる
24日の日本株市場は、買い優勢の相場展開が見込まれる。23日の米国市場はNYダウが374ドル高、ナスダックは183ポイント高だった。イランはカタールの米軍基地に報復攻撃を行ったが、事前に通告していたことで報復は限定的と受け止められた。地政学リスクへの過度な警戒感が和らぐなかで原油相場が急落したことが買い戻しに向かわせた。また、米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長が7月の利下げを支持したことが伝わり、早期利下げ観測が支援材料になった。シカゴ日経225先物は大阪比190円高の38590円。円相場は1ドル=145円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。また、トランプ米大統領は、イスラエルとイランが暫定的な停戦に合意したと、自身のSNSに投降したと報じられている。地政学リスクへの警戒が一段と和らぐ可能性が高まるなか、朝方はインデックスに絡んだ買いが入りやすいだろう。
日経225先物はナイトセッションで38620円と高値で終えており、ボリンジャーバンドの+1σを上回ってきた。+2σが位置する38940円辺りが意識されてきそうだ。イスラエルとイランによる停戦合意の発表待ちになるなか、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。グローベックス米株先物も強含みで推移しているため、ややギャップスタートになりそうである。
インデックス主導の上昇になりやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型を牽引する可能性がある。一方で、原油先物相場の急落によって資源株には利益確定の売りが入りやすいほか、防衛関連にも利食いが入りそうである。そのほか、リスク選好に向かわせることで、個人主体による中小型株へも短期的な値幅取り狙いの動きが活発になるだろう。
■壱番屋、1Q営業利益 17.2%増 12.66億円
壱番屋<7630>が発表した2026年2月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比10.5%増の157億5000万円、営業利益は同17.2%増の12億6600万円だった。利益面については、米を始めとする食材の仕入価格や本部経費等のコスト増があったものの、売上高が好調に推移したこと等から各利益項目共に増益となった。
■前場の注目材料
・イスラエルとイラン、停戦合意とトランプ発言
・NYダウは上昇(42581.78、+374.96)
・ナスダック総合指数は上昇(19630.98、+183.57)
・SOX指数は上昇(5244.30、+32.83)
・シカゴ日経225先物は上昇(38590、+190)
・VIX指数は低下(19.83、-0.79)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・パナソニックHD<6752>構造改革で“脱悪循環”、注力領域を明確化
・KDDI<9433>ローソンと、高輪に未来型コンビニ開業
・富士通<6702>社長「中計達成へ前進」、成長戦略に手応え
・豊田通商<8015>社長・今井斗志光氏、アフリカ、10年で売上高3倍
・豊田通商<8015>韓国LGエナジーと、米に車載用電池のリサイクル合弁
・東京海上HD<8766>社長・小池昌洋氏、社会課題解決で利益拡大
・三菱UFJ<8306>NTTデータと半導体供給網を強靭化、まず九州、投資判断を支援
・ホンダ<7267>米で配送用の小型電動車量産、脱炭素に貢献
・カナデビア<7004>オマーンLNGと連携、メタン製造設備建設
・FOOD & LIFE COMPANIES<3563>遠隔給餌で効率ブリ養殖、ヤンマーと三重でシステム実証
・ルネサス<6723>成長戦略に懸念、協業の米SiC大手が苦境
・TDK<6762>米QEIから高周波電源買収、半導体装置向け
・AGC<5201>簡単窓付けカメラを発売、防犯・人流解析に活用
・三菱ケミカルG<4188>中国の樹脂工場移転
・鹿島<1812>建機4種連携「盛土」自動化、積み込みから転圧
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